監督 チン・シウトン
出演 ジェット・リー 金城武 チャーリー・ヤン
1996年作品。今までは、いわば中華版インディ・ジョーンズ、考古学者のジェット・リー、助手の金城武のコンビが由緒ある経箱を探すよう命じられ、情報を握る新聞社に侵入し、新聞社オーナー、その娘チャーリー・ヤンの協力の下、ナントカカントカ・・・美女ロザムンド・クワンが着物姿で出てきて日本軍のナンタラカンタラ・・・という北京語バージョンが、ビデオで出回っていた。
が、昨年、広東語の香港バージョンが出ましたのさ。するとなんと、ジェット・リーは作家で、その頭の中のストーリーが中華インディ・ジョーンズで、現実と劇中劇がリンクしてなにがなんだ?みたいになっているではないですか!と、いう、その香港バージョンを、大きなスクリーンで見ました。http://kagocine.net/hongkong_news.html先日の『過ぎゆく時の中で』もそのひとつでしたが、あれは練られた脚本の名画、これは・・・ですが、チン・シウトン監督で、まだまだ若い96年のジェット・リーのアクションのキレ、台湾アイドル時代の金城武やチャーリー・ヤンの可愛いこと、それに香港版にもあるジェット・金城コンビの女装、を、映画館で観られて満足です。暇があるなら、いくつ突っ込みどころがあるか数えにもう一度見に行きたいぐらいです。