狂武蔵

監督 下村勇二
出演 坂口拓 山﨑賢人、斎藤洋介、樋浦 勉

9年お蔵入りだったものに手を入れて完成させた、と言うことだけは知っていた。
坂口拓のアクションは凄い、と言うのは「キングダム」左慈を観た人はわかっている。
だからね、その動きを見られれば良しと、いう思いで観に行ったのね。
まあでもこれ、映画じゃないのよ!
次から次に出てくる敵を倒し続けるんだけど、敵たち現代人の頭だし。セリフのある人だけ鬘つけてるけど、一人はおいおいそれ町人髷だよね。突っ込みどころ満載、笑える映画とは思いませんでしたよ、ほかの人は笑ってなかったような気がするけど。
ずーっと戦い続ける武蔵こと坂口拓。吉岡門弟たちは限りなく現れる。あんたさっき死んだような気がする、のがゾンビのように繰り返し出てきてまた伐られてる、絶対そうだよね、みんな何度か倒されてるよね。そーんなに上段振りかぶって向かったら胴をやられるに決まってんでしょ、と突っ込みたいし。剣道で言うと面、胴、籠手、いろんな形、その籠手打ったあと体沈んで足!って実践の戦い方ってもんだろう。刀持ったカンフーか。
なんだかあちこちに竹筒があってそれで水を飲み刀に水を吹きかける武蔵。

撮影が鹿児島出身の長野康隆、上映後その人のお兄さんからの話。カメラマンは、20キロのステディカムで77分間追い続けた・・・。

元々は園子温監督で別のものが企画されていて、それが延期になり、レンタルしていた機材を明日には返さなければならなくなった、で、午後から日没の前までにとにかく大雑把な段取りだけで撮った、のだそうだ。

そして、「キングダム」のアクション監督・下村勇ニが前後にちょっとしたストーリーを仕込んで全体を仕上げた、ということだって。

どなた様にもお薦めはしないけれど、だれかとこの作品のある種の凄さについて語りたい、よ。

コメントをどうぞ

コメント(*必須)

CAPTCHA