ミッドナイトスワン
監督 内田英治
出演 草彅剛 服部樹咲
途中までは、バレエ経験者に見せたい、など思っていたのだ。
草彅くんは、トランスジェンダーの役を頑張っている。子役の子も、なかなか良い。
ネグレクトの子供を無理矢理預からされ、可愛くないその子との間に、少しずつつながりができてくる。までは。
映画ではよくわからないがほとんど見様見真似で身に着けたのだろうか、と言うバレエが、そんなに短期間に伸びるとは思えないとは思いつつ。
いろいろあってほとんど衝動的にタイに行き生適合手術を受ける。
その後。
ひどいだろ、それはさ。そんなになるまでほっとかないだろ。失敗することがある、または術後のケアをほったらかした、その両方、だとしても、他人がかかわらなければ生活できないほどになっていたら、もう絶対病院に連れていかれるよ。
草彅くんも、樹咲ちゃんも、映画賞の受賞候補に挙がると思う。そのくらいには、よくやってる。そしてこの場合、日本でも、主演男優賞、と言う位置付けにはならないんじゃないの?主演俳優省と言わなきゃいけないんじゃない?と、問題提起になるだろう。
なんかね、原作を読むと何か納得できるものがあるかもしれないけれど、私にはこの映画の展開が納得できなかった、のだよ。ごこかで母親になりたいと思い始める、それは自分が実の母親との関係で得られなかったものを求めたのかも、とか、なんかそこも、唐突に描かれる気がしたり。
モンゴル語も縦書きだそうです。中華圏でも朝鮮半島でも毛筆は縦書きしますが。 広…