ルート66

著者 キャロル・オコンネル

創元推理文庫

かつてイリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカ全長3775kmを結んでいた国道66号線。1985年には廃線となったそうだ。私の世代はルートシックスティシックス♪と言う歌とドラマを覚えている。ドラマの方は何となく、程度に。

『氷の天使』に始まるキャシー・マロリーシリーズ9冊目。ニューヨーク市警刑事、完璧な美貌、感情を表さない氷の天使マロリー。ストリートチルドレンで、盗みをマーコヴィッツ刑事に見つかり、マーコヴィッツ夫妻に育てられる。が、パソコンを与えられると、すぐにマスターし、ハッカーとしての才能も発揮することとなる。盗みは悪いことだという概念が無いらしい。

作家はアメリカ人だけど、イギリスで先に出版されている。ルート66は2006年刊、日本では2017年刊。

このシリーズ、あんまり読みやすくは無い、のだが(翻訳の問題もあるか、と言うのはなにかしら指摘が見られる)、読み手の体調が良くて乗ってくれば面白いよ。そしてシリーズの中でもこの「ルート66」は、マロリーの生まれにつながって・・・うわあ、と終わり近くで思うのでしたよ。あ、ストーリーね、旧ルート66を行くキャラバン、いなくなった子供を探している。元神父で心理学者でもある老人が率いている。マロリーはそれを追っている。マロリーの部屋では女の死体が見つかった。FBI捜査官、州警察、ニューヨーク刑事マロリーとそれを追いかけるマロリーの相棒ライカーと友人チャールズ。ルート66沿いに幼い子供が埋められている。…だから読みにくいんだってば。

80年代90年代に、女性の探偵とか検視官とかシリーズ物がベストセラーになっていたね。検視官の姪っ子もハッキングの天才だったよね、確か。『ミレニアム』のリスベットは言うに及ばず。ただ、今2022年から見ると、2006年のパソコンのセキュリティはどんなものだったかなあと思わないでもない。

シリーズはまだ続いている。ここからどう発展するのだろう?

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