シティホール

159-1

2009年 韓国ドラマ 全20話
出演 キム・ソナ チャ・スンウォン 

すみません、突然ドラマです。
陶壺展の時に韓国ドラマフリークの友人がDVDを持ってきてくれて、そーんな20話も見る暇は・・・と思った、が、陶壺展終わって、見始めたところ、先へ先へと進みましたよ。
『私の名前はキム・サムスン』のキム・ソナが、お茶くみ下級公務員から、ミス・イワシコンテスト出場、何の因果か市長選出馬、となるお話。その原因を作るエリート天才ハンサム官僚で、田舎の副市長に就任するのがチャ・スンウォン。性格悪い。

達者な女優とカッコいい男が出てくるコメディはなかなかよろしいものです。
が、このドラマ自体も悪くありませんが(コメディだからって、韓国は何故放屁とか下ネタ場面出すかなあ…と思うところも初めのほうにあるけどね)、このドラマの音楽がいいんです。挿入歌のいくつかが耳に残ります。中でも、「不安な愛」という曲、せんがっかみょん、さらんはみょん というフレーズだけ口ずさみながら見ました。以下、日本語訳歌詞(画面に出てくるものをアップしてある某所からいただきました)

「不安な愛」 

こんなに好きでもいいでしょうか
なぜか不安なの
こんな気持ちは初めてだわ
あなたは特別な人なのね

恋は怖くはありません
たとえすぐに別れが訪れるとしても
だけどこの恋がイヤです
欲張りになっちゃうから

川の流れに乗るように
心をゆだねてみましょう
一日が経てば一つずつ
捨てるものができちゃうの

そばにいちゃダメ 想ってもいけない
そして愛しても 絶対にいけないような人
手放したり 去っていったりしても
その時はもっと 愛してしまいそうな人

不安な人
それでもこの恋が 私は好きなの

私1人で愛して 私1人で送り出す
そうなるのは分かってる
こんなに切なくても 私とは釣り合わないわ
なんてひどい人なの

いやあ、きれいな曲ですよ。サントラ欲しいと思って探したけど、売り切れで、ヤフオクで高値が付いている。韓国サイトでダウンロードできるらしいところみつけたけど、わたくしハングルの基本は読めますが、それ以上は・・・。
欲しい・・・。

空中庭園

kuutyuu

監督 豊田利晃
出演 小泉今日子 鈴木杏 板尾創路 大楠道代

 団地に住み、“何事も包み隠さず”というのがモットーである家族。なので、高校生の娘は「私が仕込まれたのはどこ?」という質問をし、つまり生を授かった場所は“野猿”なるラブホテルであったと、親は答えるのである。

 当然のことながら、家族それぞれに言えない秘密を抱え込んでいる。それぞれが“野猿”にかかわっている、あるいはかかわってくる。

 小泉今日子が見せる“完璧な笑顔”と呼ばれる表情がすごい。名優加藤治子さんの、無邪気な毒(すみません、矛盾してます、はい)を含んだ表情を思い出した。
 この妻とその母親との関係が、そもそもの原因で、この絵に描いたような仲の良い誕生日はもちろんのこと娘の初潮、息子の性の目覚めまでが家族でお祝いされる家庭ができているのだ。
 
 母と自分との関係を憎み、それを反面教師にするということ。
 
 別に不思議はないよね、ある娘は愛が少なかったことを、ある娘は過剰だったことを、理解されなかったことを、スポイルされたことを、なぜあなたはそうだったんだ?と心の中で責め、自分はああはならないと思う。

 脇役のキャストが豪華だ。国村隼・瑛太・ 勝地涼・ソニン・永作博美などなど。2005年作品だと瑛太をこんな風に…と思う。大楠道代さんなんてあの美人女優が・・・である。

 どんどん壊れていくかに見える母の精神状態、みんなの関係が、最後に光が射して、再生に向かって、終わる。

 のだと思うのだが、それすらも母の妄想かもしれない・・・ような終わり方でもある。ので、原作はどうなんだよ、と、それから角田光代の原作を読んだ。
 映画ではいまひとつパッとしない息子が、原作ではこれがなかなか良い。賢く、感性のいい男の子さんだ。この子によって救われている。
 原作によれば、映画の最後のシーンはまさしく母の妄想であったのだけれど、原作の終わり方もやはり光に向かっている。ああ安心した、映画もきっ$FILE1_rとそうなんだよ。

 すぐれた日本映画というものはすごい、と、『ぐるりのこと』と同時にDVDを借りて見てつくづく感じましたさ。2005年公開。

私にとっての映画ベスト10

①その人は女教師 1970年(監督)出目昌伸 (出演)三船史郎
②午前中の時間割 1972年(監督)羽仁進 (出演)国木田亜子 シャオ・スーメイ
③赤い鳥逃げた? 1973年(監督)藤田敏八 (出演)原田芳雄 桃井かおり 大門正明
④酔いどれ天使 1948年(監督)黒沢明 (出演)志村喬 三船敏郎
⑤天井桟敷の人々 1945年(監督)マルセル・カルネ (出演)アルレッティ、ジャン=ルイ・バロー
⑥アラビアのロレンス 1962年(監督)デヴィット・リーン (出演)ピーター・オトゥール
⑦追憶 1973年(監督)シドニー・ポラック (出演)バーブラ・ストライサンド ロバート・レッドフォード 
⑧パリ・テキサス 1984年(監督)ヴィム・ベンダース (出演)ナスターシャ・キンスキー
⑨覇王別妃さらば、わが愛1993年 (監督)陳凱歌 (出演)張国栄
⑩天使の涙 1995年 (監督)王家衛 (出演)金城武 黎明

①は、名作でも何でもありませぬ。ただ、この映画でデビューした三船史郎の目に、恋に落ちた、それが私のスクリーン上の初恋だったというだけ。 たった2作の映画に出演した後、俳優を辞めた、三船敏郎ジュニア。そして小泉尭史監督に強く請われて出た『雨上がる』の三作だけしかプロフィールには無いけれど、実は香港映画「ホークB計画」に顔を出しているのを私は知っている。
②いつか再び見る機会があったとしても見るのが怖い、というほど当時あまりにも好きだった作品。
③原田芳雄さんの、黒いサングラスの奥から流れる一筋の涙。この映画で流れる「愛情砂漠」「赤い鳥逃げた?」の二つの主題歌、安田南バージョン、原田芳雄バージョンとありました。
④これの三船敏郎、頬がこけて飢えた目の、その存在。
⑤⑥は、大きなスクリーンで見るべき本当の名作。それと⑨、この3作は皆様にお勧め。
⑦⑧は、その当時の私の事情とリンクして涙、涙の物語でしたさ。
⑩もう、大好き!豚サンにマッサージする武のなんとチャーミングなこと。これだけ、ビデオでしか見ていないのだけれど。
それまでもアジアの映画は結構見ていたけれど、「ブエノスアイレス」「不夜城」と香港系映画上映があった年、山のように香港をはじめとする中華圏・韓国などの映画ビデオを見て、⑩に出会って、言葉を聞き取りたくなり、広東語講座は見当たらなかったので北京語の勉強を始めたのでした。その後ハングルも齧ったけれど(韓流以前です)、只 今ハングル挫折中、去年の10月から広東語学習も始めました。少しでも言葉が聞き取れると嬉しいものですよ。
以上、映画にかかわる自己紹介のようなもの。

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