- 2023年05月18日 言葉について書かれた2冊の本を読みました。
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『今日拾った言葉たち』武田砂鉄2022年/発行:暮しの手帖社 『うまれることば、しぬことば』酒井順子/2022年/発行:集英社 ふと耳にした言葉が、何だか気になるなあって思うこと、日常よくありますよね。それが、「いい言葉 […]
- 2015年06月14日 短歌「物語のはじまり/松村由利子」
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中央公論新社/2007年 「1. 働く」「2. 食べる」「3. 恋する」「4. ともに暮らす」「5. 住まう」「6. 産む」「7. 育てる」「8. 見る」「9. 老いる」「10. 病む、別れる」 以上、10のテーマに分け […]
- 2014年11月07日 絶望名人カフカの人生論/カフカ・頭木弘樹翻訳
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『絶望名人カフカの人生論』(新潮社/2014/10/28) カフカは偉大な作家です。「現代の、数少ない、最大の作家のひとりである」とサルトルは言い、日本のカフカと称される安部公房は、「フランツ・カフカが存在しなかったとし […]
- 2014年09月14日 5冊まとめて、ちょっとだけ読書感想。
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本を読み終えて、すぐにブログに感想を書けばよいのだけど、それができずに本だけが溜まっています。あれも書きたい、これも書きたい、でも時間が経ち過ぎて記憶がどんどん薄れていく。で、今回は忘れ去らないうちに5冊まとめて、書き出 […]
- 2014年09月07日 「宇宙は何でできているのか」/村山 斉と「ルバイヤート」
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村山 斉/幻冬舎新書 2010年9月発行 これまで、「万物は原子でできている」という考えが常識とされてきましたが、2003年に「原子以外のもの」が、宇宙の約96%以上を占めていることが分かったそうです。 宇宙のエネルギー […]
- 2014年05月14日 『What’s Going On』と中桐雅夫の『こんな島』
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不意にマーヴィン・ゲイ の『What’s Going On』がカーラジオから流れてきました。この曲はマーヴィン・ゲイの中で私が一番好きな歌ですが、聞くといつも泣きたいような、落ち着かない気持ちになり […]
- 2013年06月22日 擦り傷治療と中桐雅夫の詩
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昨年の話で恐縮ですが、暮れも押し迫ったある朝、私は路上で転倒。左足打撲と膝に大きな擦り傷をこしらえました。 出勤ラッシュの車が渋滞している真っただ中での出来事で、派手に転んで血はダラダラ。 恥ずかしさで、その場から逃げる […]
- 2013年05月22日 鹿児島弁「白雪姫」!笑えます!
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今日、職場で休憩中に、鹿児島弁の「白雪姫」を鹿児島弁の上手い人が読んで聞かせてくれました。みんな大爆笑。 ネットで検索すると、いろんな人がブログで紹介しているようです。オリジナルがどれなのか分からなかったので、「おんじょ […]
- 2013年04月14日 「後ろ向きの歌」は後ろ向きじゃない
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先月の話ですが、オープニングテーマの「後ろ向きの歌」が学校で流行っているんだよ、と小学生にお勧めされ、「泣くなはらちゃん」というドラマの最終回を観ました。「後ろ向きの歌」は本当のタイトルを「私の世界」といい、「かもめ児童 […]
- 2012年10月12日 短歌・小西 啓の二冊の歌集について
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♦ いつかまた 出会えるような雰囲気を 自分はいつも残せずにおり ♦ 雑踏の中で 見つけた真実か 俺も他人の足を踏んでおり ♦ 急激 […]
- 2012年08月20日 「詩とことば」荒川洋治
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「詩とことば」 荒川洋治 発行:2012年6月 岩波現代文庫 知らないうちに私たちは、生活のなかで、詩のことばを生きている。しかし、詩とは、なにをするものなのか?その意味を考えることは、私たちと世界とのあたらしい関係をひ […]
- 2011年08月28日 現代詩花椿賞「永遠に来ないバス」小池昌代
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もうじき家を引っ越すことになり、毎日が仕分け作業です。 家具はたいして多くないけど、こちゃこちゃ細かい雑多なもので家中が構成されており、それらの全ての品々になにがしかの思い出があり、「いる、いらない作業」はスムーズにはい […]
- 2011年05月13日 「自転車にのるクラリモンド」石原 吉郎
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今日、車で移動中カーラジオから、懐かしい曲が流れてきました。シルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」、フランス・ギャルの「涙のシャンソン日記」、ミッシェル・ポルナレフの「シェリーに口づけ」などなど、そのほか数曲。1960年 […]
- 2010年09月04日 ジュール・シュペルヴィエル
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フランスの詩人です。小説家でもあるようです。 いいにくい名前です。 古いノートに私はジュール・シュペルヴェールと書き写していたので、その名前で検索してみましたが、シュペルヴェールでなくシュペルヴィエルの方が通りがよいよう […]
- 2010年06月17日 「探す」飯島 耕一
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生活居住圏も生活パターンも全然重なることのない人と、予期せぬ場所でばったり出会って、驚くことがたまにあります。 そんな時、「あの店をあと1分出るのが遅かったら、あるいは早かったら、決して出会うことはなかったのだ」などと思 […]