今回のスペースKで久しぶりに人形を制作しました。<ぬいぐるみ人形>の形態になったのは、私の作業内容の好き嫌い、得て不得手が関係した結果です。実は洋服を作るのがヘタで嫌いの方に属していたのですが、我慢して作っておりました。一番最初の粘土人形のように全部同じ素材で作っていた方が合っていたかも知れません。しかし、もっと繊細な部分(素材的に)を持った人形を作りたかったのです。頭、手足は粘土がベスト、だとしたら洋服を作らずにボディをどうするか。目の前にあったのは、以前、はまって作っていた<テディベア>。このテディベアの合理的なつくり、モヘアを主たる素材に、細部に異素材を使った実にシンプルな形態。私の目指す人形づくりだったのです。
二人展も終わり、今は少し小さめのモノを作り始めています。<人間にすごく近く、すごく遠い>モノが出来たらいいなぁ。
あある 2007.12.07 17:04 edit
人間にすごく近くすごく遠いもの・・・なんと魅惑的なお言葉。<br />期待させていただきやす。