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さて、メトロポリタン美術館に入ってチケットを買うと小さなバッジが手渡されます。それを目立つところにつけて、館内を自由に行き来していいのです。入って左はギリシャ、右はエジプト奥へ進むと近代・印象などの絵画、とどこまでも続いています。カフェテリア、レストランなども雰囲気があって天井が高いせいか、2階の吹き抜けのフロアから下を見ると食器の音と人々の会話がふわっと舞っている感じ。後でここで、一休みしよう。
彫刻などはそのまま展示され、もちろん囲み綱などありません。ガラスケースに入っているのは、装飾品など高価なものとこわれそうな小さなものだけ。むき出しの彫刻群、ギリシャのスフィンクス、エジプトのスフィンクス。ここで見ると色がとてもいいのはなぜかな。ピラミッドの内部も再現されている。次はアフリカ・南米。そして、印象派・近代絵画。外へ電池を買いに行って戻ってきたTとそろそろおなかもすいた頃だし、カフェで一休み。と思ったら、閉まっている。おかしいと思ったら、もう7時過ぎ。取りあえず、急いで心残りにならないようにと、残り時間をめいっぱい観よう。
監視員ももう、座り込んでいる人もいる。レセプションがあると言われ15分は残っていたのに、全員外へ。
外は10月のお月見の夜のように清々しく風が心地よい。まだ階段には人がいっぱい。みんな余韻に浸っているのでしょうか。去りがたいよね。作品の一つ一つは印象に残るほど時間をかけて見る事はできなかったけど、全体の印象は強く残りました。
atcon 2007.12.07 16:51 edit
クリムト、いいなあ~
我が家では『買えるものなら買いたい本物の絵』にノミネートしています。クリムト、国吉、カンデンスキー、etc、、、壁に飾ってみたいなあ。
結婚して間もない頃、大枚5000円をはたいてクリムトの画集の輸入本を買いましたが、二十数年前の5000円はかなりの贅沢気分だった。今も我が家の貨幣価値はあまり変わらないので、ま、買えなくてもいい、『観れるものなら観てみたい本物の絵』ですね。