ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの

http://www.herbanddorothy.com/jp/

監督 佐々木芽生

もろもろ都合により八月分の投稿が消えました。

再投稿その1です。

郵便局員の夫と図書館司書の妻、ふたりが地道に好きな現代アートを買い集め、大きくもない部屋からあふれんばかりとなり、すべて、お金に変える事無く美術館に寄付、という御伽噺のような実話。結局全米50州野美術館に50点ずつ!

佐々木監督がNHK勤務時代に、ある展覧会の展示作品が彼らのコレクションの一部だと知り、その収集方法を知って衝撃を受けたことがきっかけで、『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』という前作を作るきっかけとなり、そして本作へ。

壁中が作品で埋まり、ベッドの下にため込んで、ベッドがだんだん高くなる・・・って!中には今となってはすごい高い値段のものもあり、それを一つ二つ売るだけでも生活は潤う、にもかかわらず、できればすべて一か所に、それがだめなら全国各地の美術館に50点ずつ進呈、という生き方。次々に流れてくる作品の中にはクリストや村上隆があり。

先日、霧島アートの森で『高橋コレクションーマインドフルネス』を見た。こちらは、まあその中の一点だけでも大きい!サイズだけのことでも。あ、これ日曜美術館で見たことある、このシリーズ、というものが少なからずあった。で、アパートに入るサイズ、ハーブの給料で買える値段のもの、という制限の中で集めていたハーブ&ドロシーのヴォーゲル夫妻のことを、やはり思い出したのだった。IMG_NEW - コピー

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)

[…] 8月17日の「ああるの映画と読書」で、紹介されていた映画を見てきました。 映画の内容については、「ああるの映画と読書」に詳しいので割愛しますが、アメリカのいくつかの美術館を旅してまわり、たくさんの現代アートを目にすることができる、ちょっぴり幸せな気分にさせてくれる映画です。 […]

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