この頃の憂鬱について

2026年05月14日   2件の返信

高市総理が出現してからというもの、このところずっと憂鬱です。
高市総理の言動のあれやこれやを知るにつけ、こんな人が日本の総理であるという現実が受け入れられず、気分は滅入るばかり。
しかし、自民党が憲法改正を声高に議論し始めた今、もう落ち込んでいる場合じゃない。この憂鬱を追い払うためにも、自民党の憲法改正問題、いや憲法改悪問題に向き合わなければ、と思い始めました。

日本憲法読み比べ

高市政権は日本国憲法を変えようとしています。
総理は「憲法も時代に合わせてアップデート」なんて言っていますが、改正案の中身を国民に周知させているわけではありません。
私たちも改正案の中身を知らずに安易に同調すべきではないです。
いったい自民党は、平和を謳い人権を尊重している現行憲法の、どこが気に入らないのでしょうか?
どこを変えるべきだと思っているのでしょうか?

現行の日本国憲法と自民党改正案とを読み比べてみました。

現行の日本国憲法(衆議院のサイト)

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-constitution.htm

自民党の改正草案(自民党憲法改正実現本部の資料)

https://www.jimin.jp/constitution/document/draft

憲法の文章の法的な解釈は、素人の私には難しいところもあります。しかし、自民党の改正草案を読んで、これが国をより平和で豊かに、国民をより尊重するための改正ではない、ということは読み取れます。

自民党改憲草案憲法はどうわる

https://kaikensouan.com/

上記のサイトhttps://kaikensouan.com/は、現行の日本国憲法と自民党の改正草案を比較し、問題点を分かり易く解説しているサイトです。
ちょっとした言葉の言い換えや文言の削除が、実はどんな意味を持っているか知ることができます。
サイトの作成者は明らかにされていませんが、サイトには下記のような説明がありました。

A.当サイトの解釈は憲法学者などの間でも定説となっており、出版物を始めとする他の媒体にも広く掲載されています。 憲法は解釈の余地があると将来その解釈を用いて悪用される危険性があるので、解釈の余地を残さない事が重要です。

というわけで、私は信頼して読みましたが、時間のある方は上記サイトと合わせて、自民党憲法改正実現本部の資料もぜひ読んで欲しいものです。
忙しくて全く時間が無いという方は、下記の簡易一覧表を見るだけでも!

国は憲法守っていますか?

日本国憲法を改めて読むと、憲法をアップデートする前に、政府の方こそ憲法を守ってきましたか?と問いたくなります。自民党は立憲制国家であろうが、気に入らない憲法は守らなくて良いと考えているのでしょうか?

第九条 この世界に誇る平和憲法の、どこが気に入らないのですか?

第二章 戦争の放棄〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

第十四条 守っていますか?

第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

第十五条 守っていますか?

第十五条 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

第十九条 守っていますか?

第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

第二十五条 守っていますか?

第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない

まだまだありますが、、、、

憲法に合わせて、政府こそ自身をアップデートすべきではないでしょうか?

衆議院解散選挙で自民党が圧勝してから

今年1月23日、突然の衆議院解散。
「私が総理でいいか決めてもらう」という身勝手な理由で、解散から16日しかない真冬の選挙になりました。
他陣営の準備が整わないうちにやってしまえ、という「奇襲解散」でした。

選挙の結果、自民党が「歴史的大勝」をしました。
私は、本当にみんな、高市早苗が総理でいいと思っているのか?と信じられない思いでした。

自民党の総裁高市早苗は、「電波停止発言(2016年)」や「捏造文書発言(2023年)」、「捏造でなければ、大臣や議員を辞職する」と言っておきながら、捏造でなかったにも関わらず議員を辞めなかった、あの高市早苗です。

平気でその場しのぎの嘘を吐き、バレそうになると他人のせいにして、バレてからも発言を撤回することなく居座る。ヤバいでしょ?こういう人。総理大臣はおろか、どんな公職にもついてはいけない人です。
こんな倫理観のない人物を総裁に押し上げた自民党が、3分の2以上の議席を得て圧勝するとは!
この先やりたい放題になっていくのは火を見るより明らかです。もう、日本の未来に悪い予感しかない。

そして予感的中というか案の定というか、恐れていたことが次々と現実のものとなっていきました。

高市早苗総理がやっていること

裏金議員を政府要職に堂々と起用したのを始まりとして、政治倫理なんてあってなきがごとしのやりたい放題の高市政権。
いやその前に、昨年11月、中国の内政に口出しをして日中関係を悪化させたっけ。それが国難の始まりでした。
発言の撤回も中国への謝罪もしないまま解散選挙に突入したのでした。その件や他のなんやかんやを追求されたくなかったのか、突然の解散でした。

その後は、物価高に悲鳴を上げる国民の生活はそっちのけで、ご自分の理想の政権作りに勤しむ高市早苗総理。
総理が何をしてきたか、何をしようとしているか思い出す限り書き出してみます(時系列はあやふやです)

  • 解散選挙戦中、NHK党首討論をドタキャン&仮病疑惑
  • アメリカが突然イランに大規模な軍事攻撃→日本は国際法違反のアメリカを擁護。逆にイランを非難する
  • 中東諸国の駐日大使らとの面会をドタキャン&仮病疑惑
  • 地元住民に説明もなしにミサイル配備
  • 殺傷能力のある武器輸出解禁、内閣だけで決定
  • 国民の生活を削って増税し、軍拡まっしぐらの予算成立
  • 非核三原則の見直し検討する方針
  • 要請されても総理が国会へ出席しない。出席しても答弁は他人任せ。
  • 防衛特別所得税1%(2027年1月から)
  • 法人税・タバコ税引き上げ(2026年4月から)
  • 高額療養費負担額引き上げ(2026年8月から2段階で実施)
  • 国民健康保険、高齢者の医療費「3割負担」引き上げ目指す
  • 統一教会の存在を全く知らなかったと発言
  • 国家情報会議設置法案(現在審議中)→参議院で通れば「国家情報局」創設および「スパイ防止法」制定目指す
  • 「国旗損壊罪」成立目指す(内容は今のところ不明)
  • 緊急事態条項で「内閣への権限集中」や「議員の任期延長」→憲法改正目指す
  • サナエトークン、「私は知らない」で済まそうとしている
  • 陸上自衛官が中国大使館に刃物を持って侵入事件、政府は中国に謝罪なし
  • イランに対して外交努力を放棄
  • ホルムズ海峡封鎖により原油が入ってこなくなった→「原油は足りている、問題なし」と言い続ける→ナフサ不足を表明する企業に対しては圧力をかけて黙らせているという疑惑
  • 自民党大会で自衛官が制服着用して国歌斉唱するも問題にせず
  • 外国人が日本で起業・経営するために必要なビザの取得要件を改定→資本金500万円以上から3,000万円以上に引き上げ
  • 選挙公約で「私の悲願」とまで言った「2年間、飲食料品の消費税率0%」は、レジシステム改修に1年以上かかるので実現が難しいと発言。レジシステムについて、「日本として恥ずかしい」と責任転嫁。

あと何だっけ。パーティ券問題、脱税疑惑、宗教団体からの献金、ギフトカタログ問題、政治資金問題、、、そもそも経歴詐称疑惑もあります。いろいろあり過ぎて整理が追い付かない。

はっきりしていることは、国民の生活を改善する政策は見当たらないってこと。
軍拡のためにはスピーディに増税。インフラの老朽化、円安、物価高、おかまいなしです。

現在問題になっているのは、政治資金をふんだんに使って、自民総裁選や衆院選で対立候補陣営への誹謗中傷動画を大量作成・投稿拡散した疑惑ですが、これも「私は知らない」「秘書はやってないと言っている」で済まそうとしています。

そして自民党は今、選挙の時には公約にあげなかった「改憲」を、国民が望んでいないにもかかわらず、最優先事項として議論中です。

改憲が最優先は1% 高市氏と維新の肝いりに民意低調 朝日東大調査

戦争反対デモ動画

高市政権の支持率は少しずつ下がり始めているものの、それでも未だに6割前後をキープしているようです。
特に若年層(18〜29歳)の支持率が高いと言われています。潤沢な政治資金をつぎ込んで、SNSで高市礼賛動画を拡散し続けた戦略が功を奏したと言うべきでしょう。

かつては「一億総中流」と言われた日本ですが、自民党は30年かけてこの国を上流と下流に分断する格差社会にしてきました。(これは資本主義の成り行きでもありますが)
非正規雇用を増大させ、低賃金が当たり前の社会になり、30代以下の若者にとっては生まれたときから日本は貧しい国です。下流側にとっては未来に希望の持てない国です。
だから、「日本を強く豊かに」という高市早苗の勇ましい言葉に縋ってしまった人も多かったのかもしれません。

もし、自民党の思うような改憲が通ってしまうと、その先にあるのは恣意的に緊急事態が捏造され、防衛と言う名の戦争に国民が駆り出される未来です。

そういう危機感を持った人たちが今、各地で戦争反対デモを行っています。
若者たちも多く立ち上がってデモをしています。そこに私は希望を持ちました。
戦争反対デモ動画を観ながら、もう憂鬱とか言ってる場合じゃない。声を上げなきゃ。言葉にしなければ。そんな思いに駆られて長いブログを書きました。

ペンライトデモ

5月3日の憲法記念日の集会

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この頃の憂鬱について」への2件のフィードバック

  1. あある

    今日もまた、批判するならちゃんと国会を見なきゃ、と思うのだけれど、あの顔を見ると気分が悪くて、と言う話で一致したのは私より年上の女性と。少し年下の友と話した時は、前の石破さんより良い、というご意見でありました。
    ピチピチにお若い頃からどのオジサンに付いたらお得かの勘が優れていらっしゃったのだろう、その時代のご愛敬癖を今も振りまいておいでで。どこから支持率の高さが湧いてくるのかと思うが、前の人よりマシ説の人が少なくはないようで。

    返信
    1. atcon 投稿作成者

      最近は作業しながらYouTubeで国会中継を聴くようになりました。自分の耳で確かめなきゃ、と思って、、、でも本当に政府の答弁が茶番過ぎて、辛い。
      しかも高市政権を批判できない野党が多くなってきました。
      しっかり批判する党も少しはいるけど、少数議席過ぎて質疑時間が短い。党首討論にも参加させない。
      強者が作るルールは、おかしい。

      返信