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  • 「2024宮崎国際現代彫刻展・空港展」観てきました

    日曜日に「2024宮崎国際現代彫刻・空港展」に行きました。
    多種多様な素材から生まれたオブジェの数々。見応えがありました!
    ワクワクさせられる楽しい作品があったり、惹きこまれるような奥深さを感じさせる作品があったり。
    これも素敵あれも素敵とほとんどの作品の写真を撮ったのですが、勝手に掲載するのは憚れるので、全体の雰囲気だけ載せたいと思います。

    通畠義信さんの作品については『ゴジラな島/Godzilike island』にアップしましたので、是非ご覧ください。

    展示会場が宮崎空港というのが、なかなか素敵です。
    大規模空港のようなせわしさやビジネス感がない。まず入り口でブーゲンビリヤに出迎えられ、南国ムードを味わう。観光客がマンゴーアイスを食べながら歩いているのを見ると、それだけでなんかほっこりします。
    観光で降り立った空港で、偶然こういったアートに出会ったりしたら、すごいラッキーな気分になりそうです。

    6/16日から「2024宮崎国際現代彫刻展・空港展」

    第33回 2024 6/16(日)-6/30(日)

    会場:宮崎ブーゲンビリア空港 1階オアシス広場

    空港を会場とするユニークな彫刻展が今年も開催されます。
    当サイトでご紹介しています通畠義信氏が出品されます。

    「鉄のオブジェ」YOSHINOBU TORIBATTA

    空港展は、以前2度観に行きました。
    鹿児島中央駅から日豊本線各駅停車で片道3時間ほど。車窓から長閑な風景を眺めながら日帰り一人旅気分を味わったのは、もう10年以上前のこと。
    今年こそ久しぶりに観に行きたいなあ、でも列車で往復6時間はちょっとキツイかもなあ、と思っていたところ、娘や孫たちも一緒に観に行くということになり、今回は「彫刻と宮崎観光」ドライブとなりそうです。

    会場:宮崎ブーゲンビリア空港 1階オアシス広場

    「100人展in薩摩川内」のご案内

    来週、薩摩川内市で「100人展in薩摩川内」が開催されます。
    油絵、水彩画、書道、彫刻、写真、工芸などで活躍されている、104人の芸術家の方々が出品されます。
    今回が第1回目、初めての試みとのことです。
    当サイトで紹介しています通畠義信さん通畠朋子さんが参加されます。

    開催期間:2024年4月17日(水) 〜 2024年4月21日(日) 

    時 間:10:00 〜 17:30 (最終日16:30)
    会 場:SSプラザせんだい 201・202・104会議室
    入場料:無料


    トランペット、尺八によるオープニングとサタデーモーニング演奏もあります。
    会場である「SSプラザせんだい」は会議や展示会などの開催を目的に建設された川内駅コンベンションセンターだそう。川内駅から徒歩1分。鹿児島市からも気楽に行けそうですね。

    『第32回 2023 宮崎国際現代彫刻・空港展』のお知らせ

    2023 6/4(日)- 6/18(日)

    会場:宮崎ブーゲンビリア空港 1階 オアシス広場

    第32回 宮崎国際現代彫刻・空港展は、コロナ禍に休止を余儀なくされたようですが、昨年から再開。
    まだコロナ禍の影響があって、今年も国内作家のみの参加となっているようです。

    今年は以下37名の作家が出品されます。
    当サイトでご紹介しています通畠 義信さんの過去作品については、『鉄のオブジェ・通畠義信』ページを、是非ご覧いただきたいです。

    《宮 崎》大野 匠・奥村 羊一・上口 将生・田中 等・田村 将太・満木 攻 一・山田 忠範
    《鹿児島》通畠 義信・八田 隆・宮薗 広幸・ますみつ 三知子・吉永 ゆかり
    《長 崎》藤崎 宏治
    《福 岡》前原 ヨシノブ
    《徳 島》居上 真人
    《鳥 取》永江 靖幸
    《岡 山》伊丹 修・尾崎 公彦・片岡 幸夫・金盛 秀貞・小林 照尚
    《奈 良》井上 龍彦・高垣 リミ
    《岐 阜》浅川 洋行
    《愛 知》尾崎 慎・真下 賢一
    《福 井》坂本 太郎
    《埼 玉》田中 毅
    《千 葉》遠藤 研二
    《東 京》竹花 哲・林 宏・藤田 政利
    《群 馬》明田 一久
    《福 島》湯川 隆
    《新 潟》霜鳥 健二
    《北海道》長澤 裕子・渡部 洋平


    「2023 猫展 平面と立体」の案内状が届きました

    2.11(土)-3.6(月)11:00-18:00

    休館日:2/15・3/1(水)

    於:ギャラリー白樺

    「猫展」の案内状が届きました。
    しばらく郵便受けを開けていなかったので、ちょっと発見が遅れてしまいました。
    郵便受けにはチラシやフリーペーパーがいっぱい溜まっていて、A4サイズの紙の間に挟まって、あうやく見逃すところでした。

    今年も猫の日がやってきますね。
    59人のアーティストが創り出す多彩な猫たちが楽しめる展覧会です。

    通畠義信氏が「第76回南日本美術展JAL賞」を受賞されました!!

    本サイトでご紹介しています通畠義信氏が「第76回南日本美術展JAL賞」を受賞されました!

    おめでとうございます。
    JAL賞は2005年以来2度目の受賞になります。

    『Godzilla island-来歴-』

    2017年から2019年は 「ハエの家シリーズ」 で3回続けて海童賞を受賞されていた通畠氏。「ハエの家シリーズ」は2019年で完結したと聞きました。
    今回は「ゴジラ島」です。今までとはがらりと作風が変わった感があります。
    島の周りをぐるっと回って表から裏から見える景色を鑑賞したい作品です。
    現在この島は市立美術館にありますが、「やはり野外にあって欲しいなあ」などと思いながら観ました。

    第76回南日本美術展は今日から開催です。

     2021年 11月20日(土)-12月5日(日)

    黎明館/鹿児島市立美術館


    通畠義信氏、南日本美術展にて海童賞受賞しました!

    当サイトで紹介しています「鉄の作家」通畠義信氏が、第74回南日本美術展にて海童賞:空間造形部門優秀賞を受賞されました。おめでとうございます!
    この賞は2017年、2018年に続き3回目の受賞となります。

    今回の作品は「ハエの家2019 -冥界ニュース -」

    会場には応募作品についてのコンセプトをまとめたファイル「一次審査用書類ファイル」が展示されています。
    これから観に行かれる方には、是非そのファイルも手に取って開いて読んで欲しいです。
    作品に関する基本コンセプトのほかに「仮想劇~冥界ニュース リアルタイム~」という寸劇の脚本がファイルされています。

    舞台は「地底界放送局スタジオ」
    出演者は、ニュースキャスター、コメンテーター、お天気屋お姉さん、そしてリポーターとしてハエ男が登場する劇です。
    2ページくらいの短い場面でしたが、面白かったですよ。もっともっと読みたかったです。
    通畠氏のマルチな才能を知ることができるファイルです。

    第74回南日本美術展

    2019年11月16日(土)~12月1日(日)
    黎明館・鹿児島美術館


    この「ハエの家シリーズ」は今回で最後になるそうです。
    また新たな作品の登場を心待ちにいたしましょう。

    「猫展2019」のご案内

    2019.2.16(土)~3.5(火)

    11:00~18:00

    定休日(水曜日)最終日(17時)

    2月22日は「猫の日」。

    ギャラリー白樺では、毎年「猫展」が開催されます。

    今年は総勢48人の作家が出品されます。
    現在ご活躍中の作家たちが創りだす、48匹(たぶんそれ以上)の猫たち。
    見応えありそうですね。

    当サイトでご紹介しています、通畠義信さん通畠朋子さん山田利喜子さんも毎年参加しています。
    猫好きな方はもちろん、犬派の方もぜひ覗いてみてくださいませ♪

    ギャラリー白樺/〒892-0822 鹿児島市泉町14-9
    TEL/099-226-4518

    「第13回いずみものづくり8人展」のこと

    「第13回いずみものづくり8人展」
    会期:12月2日(日)まで

    出水市在住の『ものづくりたち』8人による展示会です。
    当サイトでご紹介しています鉄の彫刻家通畠義信氏、銅版画だけでなくいろんな素材を混合して(ミクストメディア)作品を創りだすTOMOKO・T・TORIBATTAさんも、毎回参加されています。
    陶芸・織・染め・編み物・木工・彫刻など、多種多彩な作品が展示されていて、販売もしています。

    場 所:「東雲の里あじさい園」
    入場料:12月9日まで「もみじ祭り」開催中に付き、入場料500円。

     

    「東雲の里あじさい園」とは、「鹿児島県観光サイト/かごしまの旅」サイトによると

    四季折々の花や木々を楽しめる
    約4万坪の敷地には、沢が流れ、上流には「東雲の滝」、自然の地形を活かした遊歩道や展望台がある日本最大級のあじさい峡。春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉など四季折々の花や木々などが楽しめます。鹿児島県観光サイト/かごしまの旅」サイト

    だそうです。

    いままさに紅葉が見ごろですね。紅葉とアートを楽しむ一日を過ごしてみたいものです。

    ところで、「東雲」をシノノメとすんなり読めたあなたはかなりの漢字力。
    難読漢字としてクイズ番組に出題されるレベルの読み方ですね。
    昔古典の授業で習ったはずだけど、もうすっかり忘れていました。

    東雲は、「日本の古語で闇から光へと移行する夜明け前に茜色にそまる空を意味する。(ウィキペディアから)」そうです。たった2文字から美しく壮大なロケーションが目に浮かんできます。

    第29回 2018宮崎国際現代彫刻・空港展のご案内

    2018 宮崎国際現代彫刻・空港展

    平成30年9月2日(日)~9月17日(月・祝)(最終日は15時まで)
    会場:宮崎ブーゲンビリア空港 1階 オアシス広場

    当サイトでご紹介しています、通畠義信氏が毎年参加されています。
    「鉄のオブジェ」YOSHINOBU TORIBATTA

    宮崎県内を中心とした全国、海外の彫刻家グループによる国際彫刻展です。
    国内から45名、海外から7ヶ国13名、合計58名の
    彫刻作品が一堂に並びます!

    彫刻といっても、木や石、鉄やガラスなど多様な素材を用いた
    具象・抽象彫刻など様々な作品です。
    会場では、一部の作品には触れることができます。
    実際に触れてみて素材の違いを手触りで体感してみませんか?

    彫刻といっても、木や石、鉄やガラスなど多様な素材を用いた
    具象・抽象彫刻など様々な作品です。
    会場では、一部の作品には触れることができます。
    実際に触れてみて素材の違いを手触りで体感してみませんか?

    宮崎ブーゲンビリア空港のサイトから引用

    「宮崎ブーゲンビリア空港」は、いかにも南国っぽい名前がインパクトありますね。
    「宮崎ブーゲンビリア空港」のサイトには、こんな面白動画もアップされています。
    ついでにこちらもご紹介します。

    「驚きI!滑走路で踊ってみた 現役空港スタッフ 踊る宮崎ブーゲンビリア空港」

    ー通畠義信・朋子「まがり角の二人」展ー観てきました!

    12月1日から開催していました、通畠義信・朋子「まがり角の二人」展を観に行ってきました。と言っても、観に行けたのは終了日間際の11日。
    諸事情でなかなか時間が思うようにならない今日この頃です。もっと早くブログにアップしたかったのだけど、あれから2週間も経ってしまいました。
    クリスマスも過ぎ、今は来年に向けての最終助走中です。
    今年のうちに画像だけでもアップしておきたい。

    今回の二人展も前回と印象の異なる作品がいくつもありました。停滞することなくいつも新しい作品を創り続けているお二人の日々が感じられました。

    前回の「二人展」はこちらをご覧ください。「通畠義信・朋子二人展ー彫刻と絵ー」行ってきました!


    第72回南日本美術展空間造形部門優秀作品「ハエの家 2017-収束の刻-」より

    ←左「Chalynien チャリニアン」

    「Nyailien ニャイリアン」

    左「Nyamp ニャンプ」上↑

    右「花咲く鳥」

    左「Mermaid hunter」

    右「水の在処」

    左「Last mermaid」  
    右「スフィンクスの谷」

      

    「きよしこの夜」-ラファエロ聖母像より-

    「12月の孤島」-モン・サン・ミシェル-

    「沈黙」

    「海の星」

    「魚に飲み込まれた男」

    「セイレンの歌声」

    「星屑」

    「海の怪獣」-ピエロ・ディ・コシモの絵より-

    通畠義信さんのギャラリーはこちらから

    通畠朋子さんのギャラリーはこちらから 「銅版画」TOMOKO・T・TORIBATTA

     

    ー通畠義信・朋子「まがり角の二人」展ー開催のお知らせ

    2017.12.1(金)-12(火)

    (休館日:木曜日) 11:00-17:30 最終日16:00

    今月、南日本美術展にて海童賞:空間造形部門優秀賞を受賞された通畠義信さんと、9月に西脇市サムホール大賞展受賞作家展を開催した通畠朋子さん。お二人の「二人展」が開催されます。
    展覧会のテーマが「まがり角の二人」というのは、何だか意味深ですね。
    案内状によると

    60歳を過ぎて新たな方向性を模索して行くという意図と様子を「まがり角」と呼ぶとして、そのひとつの契機としての展覧会になればと思います。

    とのこと。
    どんな作品が見られるか、楽しみです。

    ギャラリートーク:12月3日(日)15時から

    ギャラリーセージにて

    ギャラリーセージ:〒890-0041鹿児島市城西2丁目10-22(城西中学校体育館近く)
    TEL:099-210-5802
    営業時間
    11:00 ~ 17:30
    水・木曜は定休日
    ( ※企画展中は木曜のみ)

    通畠義信氏、南日本美術展にて海童賞受賞しました!

    当サイトで紹介しています「鉄の作家」通畠義信氏が、南日本美術展にて海童賞:空間造形部門優秀賞を受賞されました。おめでとうございます!!

    作品は『ハエの家2017ー収束の刻ー

    一幕の舞台装置のようなこの「ハエの家」。10年ほど前、ハエ男の遅刻』という作品がありましたが、ここは、あのハエ男の家なのでしょうか?

     


    ← 『
    ハエ男の遅刻』(2008年)

    南日本美術展会場には「作品コンセプト」ノートが置かれていて、その中にハエについての考察が書かれています。
    会場に行かれた際は、「作品コンセプト」ノートも開いてご覧ください。

    南日本美術展は11月26日、今度の日曜日まで開催です。

    「2016宮崎国際現代彫刻・空港展」のご案内

    6/5(日)~6/19(日)

    宮崎ブーゲンビリア空港 1階オアシス広場

    国内内外から多数の現代彫刻家が出品されます。鹿児島からは通畠義信氏も毎回参加されています。
    是非、多くの方にご覧いただきたいです。
    私も今年は久しぶりに観に行けそうで、楽しみです。

    「宮崎の現代彫刻展」webサイトはこちらhttp://miyazakisculptureexhibition.web.fc2.com/

    『猫展』-平面と立体-開催のお知らせ

    2016年2月17日(水)~2月28日(日)
    am11:00~pm6:00
    会期中無休(最終日5:00)

    27人の作家たちによる「猫」にちなんだ展覧会です。
    当サイトでご紹介しています、通畠義信さん、TOMOKO・T・TORIBATTAさん、山田利喜子さんが出品致します。是非ご覧ください。

    《2月22日は、「猫の日」》
    この日にちなみ猫をモチーフとした作品を集め「猫展」を開催いたします。
    可愛らしい猫、凛とした猫など作家の愛情こもった猫たちが皆様をお待ちしております。
    (案内状より転載)

    ギャラリー白樺にて
    鹿児島市泉町14-9
    TEL/099-226-4518

    「通畠義信・朋子二人展ー彫刻と絵ー」行ってきました!

    22日、「通畠義信・朋子二人展ー彫刻と絵ー」に行ってきました。
    鉄の作家、通畠義信さん(T/義信さん)は鉄を使った作品と石の彫刻作品を出品。版画家の朋子さん(T/朋子さん)は今回、「西脇市サムホール大賞展」に出品した紙素材の立体作品9点と鉛筆画2点を展示。
    異素材の立体作品の数々が見事に融合して、とても見応えある空間をつくりあげていました。

    まずは、ギャラリーを入って真正面、T/義信さんの舟シリーズの新作『Shelter boat』 。どの角度から見ても美しい存在感のあるフォルムに圧倒されます。

    上: 『Shelter boat』  彫刻・鉄 ¥270,000

    上左:『長い虫』 彫刻・鉄 ¥50,000   上右:『漂泊』 彫刻・鉄 ¥20,000


    上左:『舌の孤独』 彫刻・石 ¥220,000  上右:『人差し指の孤独』 彫刻・石 ¥180,000


    上: 『峡谷』 彫刻・石 ¥150,000

    上: 『停車場-虫-の孤独』 彫刻・鉄・石 ¥40,000

      上左: 『ベイビースフインクス』 彫刻・石 ¥25,000
    上右: 『夢の街が見える丘の上の彫刻』 アクリル画15号 ¥150,000

    T/義信さんの鉄の特徴として「サビ」があると、私は考えているのですが、T/義信さんもよく「鉄の作品を錆びさせるのは何故ですか?」と聞かれるそうです。そんな時、「答えるのが面倒で、仕上げが面倒だから、って言ってしまうけど、実はサビ仕上げの方が手間がかかるんですよ。今回制作した『Shelter boat』は、サビ仕上げがうまくいった作品」と話していました。
    答えるのが面倒で、というのは彼流の照れに違いないのですが、『Shelter boat』は薄い鉄板を溶接していき、大きくて軽い舟の形になった作品。
    風化させてサビの様子を見ながら、またはいろんな技法でもってサビを早めたりしながら、風化という「時間」を作品の中に取り込んでいる。それがT/義信さんの作品の大きな魅力でもありますね。

    さて、ここからはT/朋子さんの作品をご紹介します。
    版画をベースにコラージュした立体作品は、「西脇市サムホール大賞展」に出品したものです。

    昨年は「第10回西脇市サムホール大賞展」大賞受賞。という快挙をなし遂げました。
    美術館買い上げとなった受賞作品の他に2点、既に売れてしまった出品作品もあり、今回9点の作品展示になりました。

    西脇市サムホール大賞展は一人3点まで出品できるので、常に3点の作品を同時進行で制作していたそうです。
    3点には共通のテーマがあるものの、イメージや手法はそれぞれ異なっています。
    「作品を作る上で自分で作品をコントロールしているようでコントロールされていない部分を、自分自身が楽しみながら制作していた」とギャラリートークで語っていましたよ。

    上:『カクティダンスⅠ』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『虹色製造工場』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『カクティダンスⅢ』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『夢屑旅行』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『メビウスの従姉妹』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『カクティダンスⅡ』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『ミルキーウェイ氾濫』 ミクストメディア ¥50,000

    上:『誕生Ⅲ』 ミクストメディア ¥50,000

    上左:『誕生Ⅱ』 ミクストメディア ¥50,000  上右:側面

    上左:『花たちの名前』 色鉛筆画 ¥10,000   上右:『赤い言葉』 色鉛筆画 ¥8,000

    『コサージュ』 布シーチング

    T/朋子さんは、「特に版画にこだわらず、その時その時の自分の想いを形にしていきたい」と言い、「今は版画から他の手法に移るかもしれない」との考えもあるそうで、今後どのような作品が生まれるか、私も楽しみに見ていきたいと思っています。

    最後にギャラリーオーナーから「今後の抱負」を尋ねられたお二人。
    T/朋子さんが、「作品をずっと作り続けていく。やめることは全く考えていない。きっと死ぬまで作品づくりを続けていくと思います。」と話すと、T/義信さんが、「妻に同じ。やめる時は自分がダメになったときさ。ハハ(笑)」とこれまた照れくさそうに。

    後日、T/朋子さんに、「扱う素材は鉄と紙と全く異なるけど、夫婦で同じ方向を見ているって素敵ね」と私が言うと、「異素材とは言えない」と意外な答えが返ってきました。
    銅版画は紙にプレスするまでは、ずっと銅板に向かい合う作業になるので、実は「金属つながり」のお二人でした。

    12月1日まで開催しています。ぜひギャラリーに足を運んでいただき、作品をご覧ください。

     2015年11月20日(金)~12月1日(火) (木曜日は休みです)

    11:00~17:30 (最終日:16:00)

    ギャラリーセージ/http://www.gallerysage.jp/
    〒890-0041  鹿児島市城西2丁目10-22
    TEL 099-210-5802

    「通畠義信・朋子二人展ー彫刻と絵ー」開催のお知らせ


    鉄のオブジェ作家通畠義信さん版画作家通畠朋子さんの二人展が、今日から開催されています。
    ギャラリーセージでは3回目、2年ぶりの二人展になります。

    2015年11月20日(金)~12月1日(火) 
    (木曜日は休みです)

    11:00~17:30 (最終日:16:00)

    22日(日)はギャラリートーク開催  15:00~

     

    昨年は通畠朋子さんが、西脇市サムホール大賞展の大賞を射止め (速報!通畠朋子氏「第10回西脇市サムホール大賞展」大賞受賞!)今年は春に通畠義信さんが県美展で奨励賞を受賞( 通畠義信氏、県美展で奨励賞受賞!)と、活躍されているお二人です。

    今回はどんな作品を展示されるのか、楽しみです。

     

     

    ギャラリーセージ/http://www.gallerysage.jp/
    〒890-0041  鹿児島市城西2丁目10-22
    TEL 099-210-5802

    「2015宮崎国際現代彫刻・空港展」のご案内

    「2015宮崎国際現代彫刻・空港展」のご案内です。
    「宮崎国際現代彫刻・空港展」は、「宮崎彫刻グループ」が主体となり、国内外の多くの現代彫刻家たちが出品する作品展です。
    今年で26回目の開催となります。
    当サイトでご紹介しています「鉄の作家」通畠義信氏も出品します。

    会場となっている宮崎空港は、2014年から「宮崎ブーゲンビリア空港」という愛称がつけられたそうです。
    初夏、「宮崎ブーゲンビリア空港」のオアシス広場。アートを楽しみながらリゾート気分を味わえそうですね。

    下記のWebサイトには、昨年の宮崎国際現代彫刻・空港展の作品と作家が紹介されています。
    宮崎の現代彫刻展」(http://miyazakisculptureexhibition.web.fc2.com/

    通畠義信氏、県美展で奨励賞受賞!

    当サイトでご紹介しています「鉄の作家」通畠義信氏が、第62回県美展にて奨励賞を受賞されました。
    おめでとうございます!

    早速画像をいただきましたので、アップします。タイトルは

    「Shelter boat ━ 貝の舟 ━」

    大きさ:H25×w75×D33
    素材:steel(鋼材)

    明後日から県美展が始まります。観に行かれる方、彫刻のフロアもぜひ観てみてくださいね。

    県美開催日:5月16日(土)~24日(日)
    休館日:18日(月)
    会場:黎明館、市立美術館

    速報!通畠朋子氏「第10回西脇市サムホール大賞展」大賞受賞!

    当サイトでご紹介しています「銅版画」作家、通畠朋子さんが、「第10回西脇市サムホール大賞展」にて、大賞を受賞されました!

    おめでとうございます!
    受賞作品については、画像を入手次第、詳細をご紹介したいと思います。

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    通畠朋子さんのこれまでの作品ページはこちらからご覧ください。

    「銅版画」TOMOKO・T・TORIBATTA

    第8回の西脇市サムホール大賞展では、惜しくも大賞は逃しましたが、最終審査に残る素晴らしい作品でした。
    「第8回全国公募西脇市サムホール大賞展」入選作品「カクティダンス オペラ」も合わせてご覧ください。

    今年は5月に通畠義信氏の彫刻作品が、第61回県美展にて知事賞を受賞しています。
    ご夫婦そろって大きな受賞の年になり、作品を紹介している私も嬉しい限りです。

    とりあえず、速報でお伝えしました!

    通畠義信氏が県美展で知事賞!

    当サイトでご紹介しています通畠義信氏の彫刻作品が、「第61回県美展」にて知事賞を受賞しました。
    おめでとうございます!!

    作品タイトルは『飛べない鳥』
    展示前の作品画像をアップしました。
    生の作品をぜひ、展示会場でご覧ください。

    作品の展示は以下の通りです。

    • 平成26年5月17日(土)~5月25日(日)
    • 会場:鹿児島県歴史資料センター黎明館  9:00~18:00(最終日16:00まで)
    • 会場:鹿児島市立美術館  9:30~18:00(最終日16:00まで)
    • ※5月19日(月)は休館日

    通畠義信・朋子 2人展-2013-  開催中です!

    ギャラリーセージで開催中の「通畠義信・朋子 2人展」を観て来ました。
    鉄のキャンドルスタンドと銅版画の作品展です。

    10月29日(火)まで開催しています。(※木曜日は休館)

    まずは、鉄の作家、通畠義信さんの作品を少し紹介します。

    今回動物のキャンドルがいくつかありました。
    猫、カエル、カラス、火の鳥。
    それとエイリアンみたいな『フェアリアン』。

    猫のキャンドルには、 ちょっと面白い仕掛けがありましたよ。
    顔が2枚あってマグネットで着脱できるもの。昼の顔と夜の顔かな?
    その日の気分で取り換え自由。
    鉄ならではの仕掛けですね。

    その他、サンタクロース、竹取物語を題材にしたもの、星をイメージした壁掛けなどなど。

    左の作品はシルエットのまま静かにたたずむ猫。
    タイトルは『猫火』。

    下の作品は「四つのキャンドルのバランスが美しい『立ちのぼるコンポジション』。
    立ち姿も美しいですが、壁に作る影も美しかった。(影の写真が撮れなかったのが残念です。)

    tetu

    当サイトでご紹介している通畠義信さんの作品はこちらから

     https://art-container.net/galleries/tetu/

    次に通畠朋子さんの銅板画をご紹介。
    最新作はサンタクロースならぬ『サンタクリーム』

    当サイトではまだご紹介していない作品がありました。
    ちょっとセクシーなウサギが主人公のシリーズもの。
    それと服をテーマにした「クローズシリーズ」が2点。

    前回の「2人展」の際もそうでしたが、額装された作品を撮るのは困難。
    是非会場で、繊細でキュートな作品の数々をご覧ください。

    当サイトでご紹介している通畠朋子さんの作品はこちらから。

    ギャラリーセージ/http://www.gallerysage.jp/
    〒890-0041  鹿児島市城西2丁目10-22
    TEL 099-210-5802

     

    「通畠義信・朋子2人展ー2013-」開催のお知らせ

    2013年10月11日(金)~10月29日(火)
    11:00~18:00 

    ※10/17(木)10/24(木)はお休みです。

    通畠義信さんと通畠朋子さんの2人展開催のお知らせです。
    鉄のキャンドルと銅版画を中心にした作品展です。
    お二人のこれまでの作品は当サイトのギャラリーをご覧ください。

    ギャリ―セージにて2度目の開催になります。
    前回は2012年7月。その時の様子は「『2人展』行ってきました。」をご覧ください。

    ギャラリーセージ(http://www.gallerysage.jp/)

    通畠家にお邪魔しました。

    通畠家には10年ほど前にお邪魔して以来、今回が2度目の訪問になります。
    前回は2時間ほどかけて、車で行きましたが、その後、九州新幹線が開通し、今では鹿児島中央駅から出水駅まで25分程度に短縮されました。
    時間的にはとても近くなりましたが、世の中のインフラが整っていくのと反比例して、私が遠出をする機会は、年々、少なくなっていきます。皮肉なものです。

    通畠家は10年前に引っ越しをしており、私がこの家を訪れるのは初めてです。
    家の中にも外にも、ご夫妻の作品がいっぱい。アートにあふれたお宅です。
    まずは、前庭に置かれた二つの大きなオブジェが楽しい。

    玄関を入ると、紙素材のアートが並んでいました。
    こちらは通畠朋子さんの作品。

    左上は通畠朋子さんの作品。
    左下の絵は通畠義信氏の作品。

    オレンジと紺色の扉も氏の作品です。どうしても開けてみたくなります。
    通畠義信氏は鉄や石。夫人は紙や布。
    アトリエの中は夫妻の作品が無造作に、置かれています。

    ひらめきがあると、即座に削れる素材を使うことが多いそうです。
    アトリエの中、発砲スチロールのオブジェもたくさんありました。

     河童の操り人形。こういうお茶目な作品もあり。

    (上)人見知りな愛娘〝りんごちゃん”

    (左)発砲スチロールの腕で何か?を指さす通畠氏。

     

    (下)裏庭からは、出水平野の田畑の広がりが見渡せる。時間をかけて錆びていく、鉄のオブジェのある風景。


    通畠氏の車に置かれたオモチャ。ゴジラに釘。ヘリコプターはカメレオンに変身させて。

    本日から、出水市在住のものづくりたちによる、「いずみ ものづくり展」が、開催されます。
    通畠夫妻も出品します。
    「鉄のテツ学」展と合わせて、こちらも是非ご覧になって下さい。

    【出品者】
    《陶芸》宮上誠・永島 としゆき
    《染色・ガーゼ服》本田すみ子・隅本和代
    《鉄・石・銅版画》通畠義信・通畠朋子
    《木工》平田健作・谷山陽啓

    「第5回 いずみ ものづくり展」
    2013年3月20日~3月26日 10:00~17:00
    出水市クレインパークにて
    (期間中 無休・・・最終日は16:00まで)

    「鉄のテツ学」展観てきました(3)

    オリジナル燭台
    彫刻作品、それも私のもののように「白い、やさしい、かわいらしい」が表現の枠内に存在しないものは、なおさら、ほとんど売れるものではありません。何か売れそうなものをと思って、キャンドルスタンド展を何回かやっていますが、やっぱりやさしく親しみやすいものがつくれないので、今後も売れる可能性は薄いと思われます。

    写真館のための唐草燭台
    写真館のための椅子装飾金物
    福岡での工房勤め時代には、仕事として作っていた装飾金物。本来なら、本展での展示は「芸術」には頼らず、このような技をみせるものであるべきだったと思いますが、あまりにも数が少なく、むしろこの二点があってよかったと思うことです。

    「月夜」—————– 右「山に月」

    「黒と白の対峙」
    2000年代に入り、鉄素材にこだわらないという意識のもとに鉄を使った作品が、『黒と白の対峙』や『月夜』といった作品です。石と組み合わせたり、石の形をつくったりして、なぜか風景彫刻の形になりました。

    鉄と石
    学生時代は、ただただ石を彫ることが好きで、後の1994年に初めて、仕事として石のモニュメントをつくりました。大きな石彫は、仕事がなければ作れない状態なので、商品を少しずつ作り続けており、構想もまだまだあります。
    鉄彫刻と石彫とは、いろんな面で違いがありますが、私にとっては違和感がありません。素材の違いを楽しめば、共通するものを見つけることができます。

    羽根のアイデア 2001

    出水市歴史民俗資料館では「写真撮影OK」だったので、私は「作品を全部撮るぞ」と調子に乗って撮り続けたものですが、帰ってきて確認すると撮り残しがだいぶありました。
    仕方ありません。ここにアップされていない作品や作家のコメントについては、ぜひ会場で観ていただきたいと思います。
    下の3点は新聞のコラムに添えて描かれたもの。

    まだまだ、続きます。
    次回は、お宅訪問編です。後日、アートにあふれた通畠家の写真をアップしたいと思います。

    『鉄のテツ学』展観てきました!(2)

    無常の地球儀(1991年)私が「理科室シリーズ」と呼ぶ小品群のうちの一点。このシリーズ作品は、自分でも気に入っていますが、それだけに人気もあり、友人知人関係に買ってもらったり、預かってもらったりしており、私の手元には一点もありません。第二弾も考えてみたいシリーズです。

    Soul boat-月の舟ー(1999年)彫刻は構築物であり、「骨格」が、その基軸であると考えます。多様な現代美術が存在し、私もさまざまな試みをして来ましたが、つまるところ、私の彫刻の概念は、敢えて限定的です。1990年代に入り、『無常の地球儀』に始まる「骨格そのもの」の作品が生まれて来ました。それからもうひとつ転換して「外骨格」の概念にたどり着きました。それが舟の形として具体化し、「魂の入れもの」という意味で、1995年に「Soul boatシリーズ」が始まりました。

    Soul boat ’96

    Soul boat-海の呼び声ー(1997年 コールテン鋼、全長450cm)
    ハウステンボス光のギャラリー金賞受賞
    2000年、サンアリーナせんだい(薩摩川内市)に展示

    「星月夜ー海の呼び声ー」(1995年、黒御影石)
    ’95日向現代彫刻展大賞 日向市御鉾ケ浦公園に設置

    この続きはまた、のちほど。

    『鉄のテツ学』展観てきました!(1)

    昨日、出水市歴史民俗資料館にて、通畠義信氏「鉄のテツ学」展~鉄を素材とした空間造形の世界~を観てきました。
    出水市歴史民俗資料館は出水市立中央図書館の2階にあり、その名の通り歴史的な民俗資料、(旧石器時代の遺跡物とか、先人たちの使用した生活用具や特攻隊関連資料など)を展示している施設です。今回のように現存する(!)作家の作品を展示するのは異例のことのようです。
    普段は2階までは訪れる人のほとんどいない施設らしく、案内係のきれいな女性が、この特別展のおかげで「来館者が増えました」とニコニコされていました。

    通畠氏の作品の性質上、展示されているのは移動可能な小品が主で、野外設置作品はその模型や写真の展示になります。
    小品が多いとはいえ、学生時代に遡った作品から近年まで、私は初めて目にする作品も多く、それぞれの作品の素晴らしさに圧倒され、改めて「通畠氏って凄い芸術家なんだなあ」と感動しました。
    何しろ普段の通畠氏は、あまり物事にこだわらない、来るもの拒まず、寛容でひょうひょうとした人物。オレは芸術家だぞ!という自己アピールもせず、芸術家にありがちな(と私が思うところの)奇矯な言動や気難しさもなく、私などにも心安く接してくれます。でも本当は私が考えている以上に偉大な人物なのだと、今回認識を更新しました。

    前置きが長くなりました。そろそろ会場で撮ってきた写真を、一部ですが、アップしていきます。作品に対する通畠氏本人のコメントがファイリングされて置いてありましたので、合わせて紹介していきたいと思います。

    蝗(こう)(1977年)学生時代に作り始め、卒業後に完成し、福岡県美展でいきなり受賞した、私の鉄彫刻の原点といえる作品です。いきなり受賞はいただけません。二匹目のバッタ(?)を狙ってしまいます。ここにあった本質的要素が、形を変えて現れてくるのは、ずっと後のことでした。

    歩く猫(1979年)
    くずれかけた廃屋の中で見つけた猫のミイラのヴィジョンが、普段掃き集めて捨てていた、鉄クズを呼び寄せて立ち上がり、歩き始めました。

    一番手前にあるのが、「柱’84-PASSAGE-(1984年)」
    不定形の暗雲に中心を貫かれた三本の柱が、波うち、ゆらぎ始めています。「9.11 同時多発テロを受けて制作しました」と言っても信じてもらえるかもしれませんが、実は1984年の作品。
    不安や危機感、そして不満は、どの時代にもあるものであり、当時の私の「柱シリーズ」のテーマが、そのようなものであったということです。「柱シリーズ」は三部作でしたが、まともな形で現存しているのは、この『柱’84』だけです。

    ペガサス 1993伊佐市 速水荘 設置

    龍座宮 (1990年、鉄、コンクリート)

    はばたき式UFO開発計画(1992年)

    時の巣(2000年)モニュメント等、大きな彫刻のコンクールの場合は、模型による審査が一般的です。この他にも、いくつも作ってきましたが、私の鉄の作品は、まったく採用されません。石やブロンズにない形の鉄のモニュメントを実制作させてもらえたらと思ってきました。「記念碑」という意味でのモニュメントではありませんが、唯一『時の巣』(霧島アートの森)の場合は、内定指名の上で作ったので、実制作が実現しました。

    続きは、またのちほどアップします。

    通畠義信「鉄のテツ学」展のお知らせ

    通畠義信の彫刻「鉄のテツ学」展
    会期:平成25年2月9日(土)~3月23日(土)
    会場:出水市歴史民俗資料館

    当サイトで紹介しています、通畠義信氏の作品展が開催されます。
    会場となる出水市歴史民俗資料館の「歴民館だより」によると、出水は刀鍛冶や刀装身具制作の「鉄の職人」を輩出した土地柄だそうです。地元作家である通畠義信氏の作品を紹介することにより、「現在に息づく『鉄の技』そして『鉄の芸術』を紹介したい」とのこと。
    今ではなかなか目にすることのできない、氏の過去の作品が展示されますので、ぜひ、この機会に『鉄の芸術』をお楽しみください!!

    出水市歴史民俗資料館
    住所: 〒899-0205 鹿児島県出水市本町3−14
    電話:0996-63-0256

    「山田 利喜子・押川 珠江  二人展」行ってきました。

    「山田 利喜子・押川 珠江  二人展」行ってきました。
    今年4月にオープンしたばかりのギャラリーセージ。
    新たに鉄製の透かし看板が設置されていました 。これは通畠義信氏が制作したものとのこと。素敵ですねえ。

    皮革染色工芸作家の山田利喜子さんは、1973年頃より革工芸を始め、県内の公募展に出品し、南日本女流美術展で南日本新聞社賞を受賞した実力派です。
    これまで個展やグループ展を多数開催、参加されてきた方ですが、ここ数年は家庭の事情により活動休止中でした。今回は久しぶりの作品展となりました。しかし今後またしばらく休眠するとのことですので、ぜひこの機会に多くの方にギャラリーを覗いて欲しいと思います。
    当サイトでも紹介しています。こちらもご覧ください。
    https://art-container.net/galleries/kawa/
    バッグのほか、ランプやお財布、革のコサージュなどの小物も出品されていましたが、なんといっても個性的なバッグが目を引きますね。デザインも染色も個性的。手に持ってみると、かなり軽く使い勝手も良さそうです。

    いつだったか、だれが言ったのだったかは覚えていませんが、こんな言葉をききました。
    「どんなバッグを選ぶかは、どんな恋人を欲しがるかと同じだ」
    そして「自分のバッグをどう扱うかは、恋人に対する扱いと同じだ」とも。
    それを聞いたとき、私は妙に納得したものです。
    街を歩いてみると、見事に皆それぞれ異なるバッグを手にしています。
    エコバッグやスポーツ、旅行などの実用的なバッグは別として、普段身に着けるバッグはデザインや色、柄が違う一点物売りが当たり前の商品ですね。実用性を最優先にするか、自分に似合う、自分にぴったりのバッグを探し続けるか、あるいは多くの人が絶賛するブランドもののバッグに憧れるか、紙袋でもOKか、もしくは何も持たない手ぶらの気楽さを好むか、人それぞれですが・・・。

    話しがそれました。
    「2人展」のもう一人の主役、押川珠江さんは、大島紬などの和服地で仕立てた、〝小粋な”という表現がしっくりくるコートやジャケットなどを出品しています。鹿児島市在住。自宅アトリエで注文仕立てをされている方です。
    今回、「戴きものの生地を使ったから」という理由で、贅沢な素材にもかかわらず、お手頃価格で出品されていました。

    案内状に掲載していた黒のトレンチコートは早々売れてしまったようです。

    山田利喜子さんの新作バッグも、既に数点売れている状態で目にすることができず、それが残念でした。

    山田 利喜子さんと押川 珠江さんによる二人展。
    秋を奏でるためのバッグ&コート

    11月9日(金)~11月20日(火)
    (水・木曜日はお休みです)

    ギャラリー セージにて

    「2人展」行ってきました。

    ただ今「ギャラリーセージ」にて、通畠義信さんと通畠朋子さんによる「2人展」が開催されています。
    開催期間 7月13日(金)~24日(火)
    開催時間 11:00〜18:00(定休日:水・木)

    「ギャラリーセージ」は今年4月にオープンされたばかりのギャラリーです。
    私は昨日初めて訪れました。

    城西2丁目、大通りから1本脇道に入った閑静な住宅街の一角にあります。
    周囲には鹿児島高校、西警察署、城西中学校、鹿児島環境未来館など、目印になる施設が多いので、極度の方向音痴の私でも大丈夫、地図どおりにたどり着くことができました。

    今回、通畠義信さんの作品は、鉄のキャンドルスタンドがメインです。
    手のひらサイズから、1m以上(目測)の高さのあるもの、壁に掛けられるタイプなど、大きさも形もさまざま。
    鉄のキャンドルの他には、石と鉄のコンビネーションのオブジェや、彩色を施されたユニークなオブジェが展示されていました。

    通畠朋子さんの版画は、当サイトに掲載している「POCKET物語 シリーズ」と、その他、まだご紹介していない、というか、私も初めて目にする作品が多く、嬉しかったです。
    いずれ額なしの状態の写真データをいただいてから、「銅版画」TOMOKO・T・TORIBATTA に掲載したいと思います。

    今回、私が写真をうまく撮ることができなかったため、ここでの紹介もままならないので、是非、ギャラリーにて、多くの方に実際の作品をご覧いただきたいと思います。
    ユニコーンが二人、特別参加です。

    「ギャラリーセージ」
    水曜日、木曜日は休館日です。
    〒890-0041   鹿児島市城西2丁目10-22
    TEL;099-210-5802

    「2人展」開催のお知らせ

    鉄の作家、通畠 義信さんと銅版画家、通畠 朋子さんの「2人展」が、今年4月鹿児島市城西2丁目にオープンしたばかりのギャラリーセージで開催されます。
    “鉄”と“紙”。異なる素材の作品展、楽しみです!

    開催期間 7月13日(金)~24日(火)
    開催時間 11:00〜18:00(定休日:水・木)

    「ギャラリーセージ」
    〒890-0041   鹿児島市城西2丁目10-22
    TEL;099-210-5802