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bread 「Lost Without Your Love」愛のかけら

breadは1968年30歳前の3人(デヴィッド・ゲイツ、J・グリフィン、R・ロイヤー)でスタート。当初からツインボーカル(ゲイツ&グリフィン)で少し後にドラムも入れた。’71年にR・ロイヤーが抜け(サイモンとガーファンクルの“明日にかける橋”であの有名なピアノを弾いていた)ラリー・ネクテルが入る。これで4人揃った。ヒットチャートに入った13曲(If、Guitar Man、二人の架け橋、愛の分かれ道、涙の想い出等)は全て、デヴィッド・ゲイツ作。前途洋々!

3人ともそれまでに、それなりのキャリアがあったし’70年には、R・ロイヤー&J・グリフィンの2人がアカデミー賞歌曲賞(作詞)を受賞したり。・・・でも、プライドはどこに置いておけば良かったのでしょうか。’73年、コンサートツアー中に解散を宣言。5年で終わりを告げる。

しかし、’76年に、再度集まりこれで本当にbreadとしては最後の6枚目のアルバム「Lost Without your love」を発表し全米ツアーに出かけている。
そして、その後もいろいろあったけれどそれらは“いったん脇に置いておいて”また4人で集まった。’96年一緒にワールドツアーにも出かけた。皆、50代。

「Lost Without your love」(1977) ゲイツ&グリフィンの声が重なる所がやっぱり好きだ。最初から音楽性の違いはあったけれど、お互いの才能を認め合いながらの良い想い出もあったんだと信じたい。

3枚目のアルバムタイトル「Manna」は聖書に出てくる神が与えたもう食べ物(雪のように天から降ってくる)、現代に置き換えるとパン(bread)ということかな。多分、あくまでも私見です。

コメント

  1. atcon より:

    ブレッド、知りませんでした。
    「Lost Without Your Love」も初めて聞きました。
    和訳だけ見ると恋愛の歌かと思っちゃうけど、これ仲間への愛の歌なんですね。いい曲ですねー。
    YouTubeで他の曲も視聴してみたら「if」はサビの部分に聞き覚えがありました。美しい~。その頃どこかで私も耳にしていたんですね。きっと。