MOVIE+BOOK - かちこみ!ドラゴン・タイガ・ーゲート              

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かちこみ!ドラゴン・タイガ・ーゲート

ファイル 166-1.png2006年香港映画
監督 葉偉信(ウィルソン・イップ)
出演 ドニー・イェン ニコラス・ツェー ショーン・ユー ドン・ジェ

1954年生まれの成龍ジャッキーや1963年生まれのジェット・リーが演技派へと重心を移そうという中、今、アクションスターとしてNo.1と言われる甄 子丹ドニーさんの、
ドニーさんのための映画、ではありますが。
3D流行りの映画界ですが、きっちり鍛えた人間のアクションは良い!その上でCGを使う映画作りのほうが、私はやっぱり好き。

原作は香港で永年続いているマンガ、いかにもマンガっぽい造作のパッサリ頭(明日のジョーとか鬼太郎とか)で、原題龍虎門、カンフー道場もの。かちこみとは殴りこみとかそういう意味だそうです。短く言えば道場破りのお話、亡き父が龍虎門の道場主だったんだけど、子供の時に別れた兄弟のドニーとニコ、いろいろあってドニーさんはヤクザの片腕に。
そこへ羅刹門という悪の組織が・・・。

うわあ、ワイヤーアクション見え見え、なシーンがあるし、柱に身体がぶち当たってカケラがばたばた落ちたのにきれいなままの石柱が・・・とか、なーんでそのジェイソン鉄仮面マスクを最後までかぶって(羅刹門の悪役)、とか突っ込みどころは満載なのも由緒正しい香港映画テイストそのもので、昔ながらの香港映画好きな人には楽しい作品だと思われますよ。時代がいつだかわからない、と思ったら携帯電話が出てきて(スポンサーがノキア“中華圏でシェア一番の携帯電話”だって)現代ですかい。

ニコやショーンは、どのくらい自分で動いているのかなあ、結構頑張っているんでは?『至福の時』の目の見えない少女ドンジェちゃんがちょっと大人になって出ています。敵側のリー・シャオランがきれいなお姉さんなんだけど、他の作品も見てみたい気にさせます。

ところで、ドニーも1963年生まれ?この映画では若作りだけど、さーてドニーに続く本格アクションスターはいずこに?

このあとドニーさんはブルース・リーの師匠を描いた作品『葉問イップ・マン』を2作撮っているはず、そして年末に雲南で『武侠』という作品を撮り終えたはず、金城武主演です。
2011年が明け、やっと一人の時間ができたところで、録画しておいたこの作品を見ました。年末年始って時々香港とかどこやらアジア作品をやってくれるのでうれしい。

MOVIE
comment(2) 2011.01.04 13:06

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atcon 2011.01.05 08:53 edit

ワイヤーアクション大好きです~!

あある 2011.01.05 13:05 edit

あらそうだった?それは嬉しい。

今読み返したら、平成23年と西暦2011年をごちゃまぜにした上、ノーミソがシャッフルしたようで2003年と書いていた・・・あーびっくり、いつの話じゃ。