MOVIE+BOOK - 「パープルバタフライ 紫胡蝶」中国映画              

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「パープルバタフライ 紫胡蝶」中国映画

ファイル 17-1.jpgDVD鑑賞。http://www.purple-b.jp/
監督 ロウ・イエ
出演 チャン・ツィイー(章子怡) 中村トオル リウ・イエ(劉燁) りー・ビンビン(李冰冰)

 上映時に、どちらかと言うと否定的な評価が多かった作品で、でもその中にまれに大好きだと言う人がいる、と、いう状況はいったい・・・と思っていました。
 結論から言うと、私はこの作品好きです。1930年前後の中国と日本の関係、張作霖と言う名前だとか満州事変だとか、そういうことを知っているかどうか、もし時代背景を知らないとすれば、とてもわかりにくいだろうしただ暗い映画だと思う、のでしょうね。

 パープルバタフライと言うのは抗日組織の名前のようです。1928年に満州で出会った恋人同士の別れ、次に上海で出会うときには実は敵味方になっているけれど…愛、組織、裏切り、が、もう一組の恋人たちの悲劇と絡んで進行する。時代が行きつ戻りつしながら、ひとりの俳優のアップにボンとフォーカスを合わせ、ほかをぼかすというやり方が多用される。

 チャン・ツィイーという女優を、私はそんなに好きではないけれど、この作品のツィイーはとてもいい。
 中村トオルは、映画では非常に良い俳優さんです。結構アジア各国の映画に出ているのだけど、上手い俳優さんではないのになんだろうこの迫力、たたずまいは、と、思ったのが香港映画『ジェネックスコップ』(1999年)でありました。
 リウ・イエはいわずと知れた若き名優、そして、リー・ビンビンの顔がいいんだなあ。

 中国の近代史に多少興味があって、中国映画を結構見慣れている方に、お勧めしましょう。小泉政権下の日中関係のややこしさの源を見るような気も致しました。

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comment(0) 2006.08.03 12:00

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