MOVIE+BOOK - シャンハイ              

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シャンハイ

ファイル 195-1.jpghttp://shanghai.gaga.ne.jp/
監督 ミハエル・ハフストローム
出演 ジョン・キューザック 渡辺謙 コン・リー チョウ・ユンファ 菊池凛子

亜州影帝チョウ・ユンファと女王コン・リーが並んで英語の台詞喋ってる!というところでまず嬉しくなっちゃいましたんでね。貫禄です、麗しいです、コン・リー女神。

ジョン・キューザックは新聞記者にして諜報員なのだが、どうなの?それでいいの?な・・・。

日米開戦前夜の上海、渡辺謙演じるのは日本軍諜報部タナカ大佐、上海黒社会のボス、チョウ・ユンファ、その妻コン・リーは実は反日レジスタンスのリーダー。物語はアメリカの諜報部員コナーが殺されるところから始まる。その恋人菊池凛子が行方不明になる。
キューザックはそんな中に乗り込んで親友の死の真相を突き止めようとする。
というような話なのだが、私の理解力も枯渇してきたことではあるが、ドイツ人の愛人との絡みもなかなかイージー、恋も・・・諜報員だろー、そんなんでいいのか?な、展開の中、ストーリーがめんどくさい、何がどうつながってるのかわかりにくい。菊池凛子サンは結局なんでそんな目に会わなきゃなんなかったんだっけ?

と、言いながら、まあ悪辣なる日本軍にあって、それなりに人間性を見せる役柄の謙さんも、最後のほうの、そうよ、彼はテレビの上海灘でブレイクしたのよ、こうでなくちゃ、な、周潤發(できましたらもう少し彼に出番を欲しかった)、そして堂々のコン・リー…名優揃いで、みんな魅力的な演技を見せる、だから十分見られる、けれど作品としては、観客設定はどうなってるんだろう?誰をターゲットにしてるんだろう?諜報員と暗黒街と悪辣日本軍をシャッフルして男と女の愛というのか執着と言うべきか、を、混ぜました、という気配で、あります。

MOVIE
comment(0) 2011.08.31 16:52

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