MOVIE+BOOK - 台北に舞う雪              

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台北に舞う雪

ファイル 164-1.jpghttp://taipei-snow.jp/main.php
監督 霍建起フオ・ジエンチー
出演 陳柏霖 童瑶 楊祐寧 莫子儀
2009年 台湾 中国 日本 香港 合作

大陸出身の新人歌手メイは、声が出なくなって失踪、台湾の田舎の町でモウと出会う。父が早く亡くなり、母は行方をくらまし、祖母に育てられたけれどその祖母も亡くなり、町のみんなに育てられたというモウは、街の人々を手伝いながら暮らしている。育ててくれた街の人たちへの恩返しの気持ちで。

メイを演じる童瑶(トンヤオ)は、すごーく感じの良い葉月里緒奈見たいな顔立ち。中華圏ではチャン・ツィイーに似てると言われているようだが。

心やさしい青年役の陳柏霖(チェン・ポーリン)は、デビュー当時に台湾のキムタクなどと呼ばれたことがあるが、なるほどちょっとそんな面影が、という時がある。

心やさしい青年だからメイのために何かと手助けするうちに好きになっていく、メイのほうも、だけど立場の違う二人だし・・・。

と、説明してしまうとベタなお話なのだけれど。
私には大好きな作品の一つになりました。霍建起ってなんの監督だっけ?と思いだせないまま見ていたけれど、そうか『山の郵便配達』ね、そうか、この映像。湿気を帯びた緑の山々。

お母さんはいつ帰ってくるの?と祖母に聞くと、台北に雪が降ったら、といつも答えた、それがタイトルになっている。沖縄より南だもの、降らないよね。そこのところの中国語、雪が降る、というのは下雪と書いてシアシュエと発音するのだが、何度か上雪シャンシュエと言っていた。雪におおわれるという意味に・・・なるのか、あり得ないこととして言っているのか?私の中国語力ではわからないのだが。

メイを治療してくれたもと漢方医の爺さんの家が火事になり、消火剤の白い泡が雪のように降り積もる。そして。

歌声は別人、陳綺貞。いわゆる癒し系の歌声が心地よい。

MOVIE
2010.12.22 21:29

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