香港
http://www.winter-song.jp/
監督 陳可辛ピーター・チャン
出演 金城武 周迅 張学友ジャッキー・チュン チ・ジニ
香港や大陸での公開から一年、お待ちしましたよ。香港版のDVDとか手に入れようかとちらちら思いつつ。見てなくてよかった。
『チャングムの誓い』のチ・ジニは天使の役として出てくる、ということをまず知っていたほうがいいかな。金城演じる林見東は香港スター、周迅演じる孫納は中国の女優、学友が映画監督で、二人の共演によるミュージカル映画を創る、という設定。現在監督と女優は公認の恋人、でも実は10年前に北京で見東と孫納は若い恋人たちだった。そのことと、劇中劇のミュージカルでの設定が似通っていて…現在と過去、現実と華麗なミュージカルが交錯して、観客が振り回されます。
私には、まず音楽が流れてきた時点で皮膚がざわざわ騒いで(香港版の公式サイトなどでいろいろ情報を得ていたので、音楽はもう親しい物になっていて)、この映画を正しく評価できないシンクロぶりです。
若い日、突然の別れ、それを何がしかの日々引きずってしまうことは、誰しもあるでしょう?ありがちなことを、しみるように見せてくれた金城武と周迅、そして、香港芸能界に詳しくない方はびっくりするかもしれない、学友の歌唱力、これはすばらしい。アジアの歌神ジャッキーです。この映画と並行するように『雪狼湖』というミュージカルを上演していたので、一度は断ったけれど監督の頼みで、というエピソード、この役は学友でなければ、ということがよくわかります。
10年前には台湾でアイドル歌手だった金城クン、久しぶりに歌を聞かせてくれました。台詞を歌う、という感じであるせいか、昔の歌より良くなっているように思います。
さてさて、もう一回見てから追記するかもしれません。映画からの帰り道、ムネガイタイ、ムネガイタイ…という歌は誰のだったっけ?と思っていたけれど、そうか、憂歌団か、いや、そんなふうに胸が痛い気配がした、という個人的な、お話。





