監督 チャウ・シンチー
出演 チャウ・シンチー シュウ・チャオ キティ・チャン
世にも貧乏な父と子、父は建設現場で働きながら息子を名門小学校に通わせている。息子の靴が破れてもゴミ捨て場で適当な物を拾ってくるのであった。息子ディっキーは父が拾ってきた風船のようなボールのような物が、動くオモチャ(?)であることを発見する。
その動く物体は宇宙から来た生命体であることが判明し・・・。
息子ディッキー役の子は実は女の子なんだって!うまい、可愛い。原題では長江7号なのだけれど日本ではミラクル7号、略してナナチャンと呼ばれる宇宙生命体の造形が可愛い。ちょっと“キッド”とか“E・T”とか日本の“ジュブナイル”とか、どこかで見たよな匂いはありつつ、面白かったよ。もう少し人が入っても良さそうに・・・と女性1000円の日の少ない観客の1人として思うのであった・・・が、チャウ・シンチーはあくまでもベタな香港的笑いを入れたいようで、ゴキブリさまぞろぞろシーンとか、おーいやめてくれ。と言う物も出てくるのであります。そうそう。今の中国にはこんな子いそうだなあ、と言う感じの金持ち坊ちゃんの(昔のマンがによくある)お姿も、なかなか。
小学校の先生役が、『少林少女』に出ていたキティ・チャン、あの時の女子大生姿よりすっと大人びたチャイナドレスの綺麗な先生。