著者 末次由紀
出版社 講談社
2009年マンガ大賞。
百人一首は、正月にやっていた時期がある。覚えている歌は・・・習ったのは 眞白にぞ だったけど、こっちは 白妙の なんだなあと思った田子の浦とか、いくつかは・・・あったような。
ニュースで競技カルタの模様を見ると、こりゃあスポーツだ、格闘技だ、といつも思うその競技カルタの世界を描いている。千早という名前を持って生れた普通の女の子が、カルタ好きの男の子と出会い、おやおやなんと先天的にある種の才能が!というところから始まるが、カルタを知らないものからみると、おお、そうだったのか!ということがてんこ盛りで、面白い。
友人から借りて一気に読んだが、さえない小学生の千早が今や美女の高校生、さて綿谷君復活、この先は?呉服屋の娘かなちゃんの古典に対する造詣の深さもお勉強になります。