MOVIE+BOOK - ビブリア古書堂の事件手帖              

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ビブリア古書堂の事件手帖

ファイル 210-1.jpg著者 三上延
メディアワークス文庫

本の雑誌が選ぶ2011年度文庫べスト10第一位だそうだ。
1冊目は〜栞子さんと奇妙な客人たち〜といいう副題、2冊目には〜栞子さんと謎めく日常〜と副題。おそらくこの先も続くだろう。

ビブリア古書堂という、鎌倉にある古びた古書店の主がうら若く美しい本の虫の女性であり、あるトラウマから本を読むことができなくなったプータロー青年が、亡くなった祖母の本に絡むちょっとした事件により、そこの店員となり・・・。

映画『時計じかけのオレンジ』を、確かatconさんはとてもお好きだったはず、そして、アントニー・バージェスの小説の方、古いハヤカワ文庫を、お貸ししたんじゃなかった?
で、その、私が持っていたハヤカワ文庫版は、実は映画に合わせて最後の部分がカットされているのだそうだ。現在出ている翻訳では、終わり方が全然違うんだって!
とか、たとえばそんな、本の虫の古書店主ならではの知識を持ってちょっとした事件が解決されていくのです。

子供の頃はちょっとした本の虫だった私だけれど、今となっては、知らんわそんな本…がいろいろ出てくる。私でも、あー、サンリオ文庫って今やそんな、そりゃそうだよなあ、と遠い目になったり。

これに出てくる私は読んでいないけど読んでみたい本は、例えば小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」梶山季之「せどり男爵数奇譚」坂口三千代「クラクラ日記」国枝史郎「定本 蔦葛木曽桟」それにその「時計じかけのオレンジ 完全版」など。
ま、そのうち。っていつだろう。

BOOK
comment(2) 2012.02.10 15:56

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atcon 2012.02.15 02:52 edit

えー!なんと、あの「時計じかけのオレンジ」、映画に合わせていたのですか?!なんか複雑な気分。それと、あの本、私はちゃんとお返しただろうか?そこのところの記憶が曖昧・・・もう手元には無いのだけど・・

あある 2012.02.15 15:44 edit

私も進呈したのかレンタルしたのか記憶に無い。多分我が家には存在しないと思う。
姪があの映画のファンだそうです。