MOVIE+BOOK - 死神の精度              

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死神の精度

ファイル 56-1.jpg

著者 伊坂幸太郎
出版社 文芸春秋
 
 あーなんてこったい…昨日書き込んだはずの物がなーい!仕方ないからもう一度チャレンジ。(別件ですがブラウザからホームのアイコンが消えている、元に戻るボタンもない、どーした、死神ー、あんたの仕業じゃないよね!)
 コウベとかマチダとかで撮影しているのを見た情報がいろんなブログで出ていますが、まだ正式発表していない、ので詳しくは申しませぬ。
 音楽(死神本人はミュージックと言う)が好きで、ちょっと言葉の感覚がずれていて(年貢の納め時、と聞くと“年貢制度は今もあるのか?”と訊ねるような)死神が、主人公。ヒトとは時間の感覚が違う、いろんな時代にいろんな年齢、タイプで出現する。そして、死の予定をプログラムされている人間と知り合い、その予定をそのまま実行するか延期するかを決定する、そういうお役目。だから黒いマントや鎌なんか持っていません。
 短編集で、最後のお話で前にあったエピソードとつながります。伊坂幸太郎作品は、映画化ドラマ化されることが多いのですが(ここでも『陽気なギャングが世界を回す』を紹介済み)この「死神の精度」はNHKでラジオドラマ化されたそうです。青春アドベンチャー聞きたかったな。
 生・死をテーマに、淡々と進みますが、これ、何年か時を置いて読み返したら、違う味わい方をしそうです。

BOOK
comment(0) 2007.06.21 20:48

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