初めて浅田次郎を読んだのは『蒼穹の昴』だった。その年の私のベスト1を、『斗南の翼(12国記シリーズ)』-小野不由美著-と争ったのだったと思う。
その後『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞、次々映画化される売れっ子作家となられたのだった。短編だと、泣かせ方が、あざといほど上手い。もういいよ、と思ってしばらく読んでいなかったのだ。
で、この、もっと前、1993年に書かれているプリズンホテルを読んでみたら・・・う・ま・い!なあ、今更だけど。
極道小説を書いている小説家木戸孝之介が、やくざの親分である叔父の経営するホテルに行ってみると、そこの従業員は極道さん及びタガログ語を話す中居さんたちで・・・。
何だこいつ、とはじめに思わせておいて、その物語のたどり着くところでは…お上手! はまってしまいましたわ、きっと秋編もすぐ読んでしまうことでしょう。いや、こんなやくざさんたちいないやね、それはそうだけどね。





