MOVIE+BOOK - 博士の愛した数式              

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博士の愛した数式

私にとっての2006年の日本映画ベスト3確実。浅丘ルリ子さんの助演女優 賞ほぼ確定。薪能のシーンがあります。そこで、手が重なる、そしてそのあとの 浅丘ルリ子さんの表情、だけでも。
『雨上がる』『阿弥陀堂だより』に続き、小泉座座付き役者?の寺尾聡は、ち ょっとこの背中かっこよすぎ・・・と思われたりするけれど。
中学2年の担任に、おまえの数学は算数以下算術以下忍術だ、と言われた経験 を持つ身、この映画を見て数学に興味を持ってくれる子どもが増えることを祈り たい。素数ぐらいは知っているけど、階乗とか映画だけでは理解 不十分だったワタクシ、帰りに原作を買って帰り、読みましたよ。なーんでこれ 早く読まなかったかなー。原作の博士、ルリ子さんの演じた役の人、ともにかな り映画とは造形が違います。小説を、全体の雰囲気をそのままに映画というエン ターテインメント化する場合のお手本のような形とも思えます。寺尾聡をキャス ティングする前提で選んだはずだし。原作を先に知っている人にとって、浅丘ルリ子さんではないかもしれない、でも彼女の姿があってこの映画は成り立ってい ると思われます。

MOVIE+BOOK
2006.02.09 14:08

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