MOVIE+BOOK - 舞姫テレプシコーラ              

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舞姫テレプシコーラ

ファイル 51-1.jpg

作 山岸涼子
出版社 メディアファクトリー 
 山岸涼子のバレエマンガと言えば『アラベスク』、あれでバレエの基本知識を得た人も(かつては)多かったかも。テレプシコーラは雑誌「ダ・ヴィンチ」連載の初めのころ、空美が出てきたちょっと怖い方向へ行きそうだったあたりをちょっと読んでいただけ、友人が10巻まとめて貸してくれた物を読んだら、はまりましたね。姿勢のことなど書いてあるので、うっかり(か?)まことに正しい姿勢で正座して呼んだり致しまして。
 アラベスクの時代には、バレリーナは小柄な方が良かったのだけど、今では背が伸びた方がいいのねー。小さかったらプリマでなければ生きのびていけない、そうね、それはそうだわ。
 骨が成長する時期に筋トレしすぎると、筋肉によって骨の成長を妨げられる、だからある時期バレエの訓練はセーブすべき・・・むむむ、なるほど、そういうこともあるのかあ。
 と、80年代に森下洋子さんのすばらしいオディールを見、数年前にシルヴィ・ギエムの公演を見たぐらい長生きしてるといろんな事情にびっくりするのであります。
 ストーリーは、ダンサーとしては致命的な欠点を持って生まれた女の子六花(ゆき)、その姉で将来を嘱望されているけれど…の千花、どうにも救いのないような環境下で育っている天才空美の…読んでね。上野水香ならぬ野上水樹なんて名前の脇役も出てきますよ。
 これまだ第一部が終了したところ、第二部に空美がまた出てくるはず、どんな形で?怖いもの見たさ・・・。

BOOK
2007.04.16 20:39

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