1980僕たちの光州事件
監督 カン・スンヨン
出演 カン・シニル キム・ギュリ ペク・ソンヒョン
映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』やハン・ガンの小説『少年が来た』などで描かれた、光州に於いて1980年5月18日から27日にかけて、というごく短い期間に起こった、軍事政権とそれに対して民主化を求めた学生や市民との戦い。デモに始まり、それを鎮圧しようとしてどんどん残虐になっていく軍。
事件前日、小学生チョルスの祖父がオープンした中華料理店。市井に生きる人々、新しい生活が始まったばかりで希望に満ちて。チョルスは近所の同級生の女の子に恋していて。
日本でも、60年安保闘争、70年頃の全共闘その過激化で内ゲバ、リンチなどもあった、死者も出た、のだが。一つの国が共産圏と資本主義の国に分割されてしまい、あの大きな太平洋戦争が終わっても内戦は(少なくとも感情的に))終わっていない、と、言う状況下では、これほどの弾圧が、80年に、起こってしまう。アカという言葉が生きて使われる。
何度も光州事件にかかわるものを見聞きし読んでも、どうにも、どうしてこんな?と思ってしまう。隣の国日本の1980年を知る私は。それでも、同じ国の人間たちが争いたくさんの人々が殺されたこの事件が、映像化され語られる韓国であり、天安門事件を決して認めず、だから無かったことにされている中国とは雲泥の差であるけれど。
同じ国の人間同士で銃を向けあうことがなかなか理解できない、それでこの文章を書き終えることが遅れている間に、たとえばアメリカ国内で、トランプ大統領の移民政策に反発する人々がデモなどの行動を起こしている。対抗するために軍を発動させた大統領。
どこかが少し傾くと、驚くほど簡単に崩れて行く。異常なのは気象だけで十分な今だと言うのに。









もうあの爬虫類系の顔を見るのも嫌になって、これではいけないと思うものの。どうして…