
「あの人に会いに
穂村 弘対談集」
- 著者:穂村弘
- 出版社 : 毎日新聞出版
- 発売日 : 2019/1/31
- 装幀:横尾忠則 撮影:野澤亘伸
穂村弘さんが「『よくわからないけど、あきらかにすごい人』に会いに行く」というコンセプトの基に選んだ9人のすごい人たち。
1.谷川俊太郎 (詩人) ・・・言葉の土壌に根を下ろす
2.宇野亞喜良 (イラストレーター) ・・・謎と悦楽と
3.横尾忠則 (美術家) ・・・インスピレーションの大海
4.荒木経惟 (写真家) ・・・カメラの詩人
5.萩尾望都 (漫画家) ・・・マンガの女神
6.佐藤雅彦 (映像作家) ・・・「神様のものさし」を探す
7.高野文子 (漫画家) ・・・創作と自意識
8.甲本ヒロト (ミュージシャン) ・・・ロックンロールという何か
9.吉田戦車 (漫画家) ・・・不条理とまっとうさ
穂村弘さんが「世界の向う岸にいる人たち」だと憧れてやまない表現者たちに、「どうしてあんな素晴らしい作品をつくることができたんですか。」と創作の秘密を尋ねる対談集ですが、聞き手の穂村弘さんも現代短歌の世界で活躍する「あきらかにすごい人」なので、実質、10人のすごい人たちのお話が聞けます。
このラインナップに関心がある方に、ぜひお勧めしたい一冊です。
以下に私が個人的にぐっときた、たくさんの言葉の中から二つだけピックアップして、メモしておきます。
たぶん、横尾忠則さんでなければ決して言えないような言葉↓
たいていの人は表現の意識が強すぎるんですよ。表現の意識なんか捨ててしまえばいい。いったい何を表現するんですか、表現するものなど何もないじゃないですか。強い表現意識が逆にインスピレーションのバリアになると思うんですよね。
甲本ヒロトさんならではの、ロックンロールしている言葉↓
「いま解散したらもったいない」って思ったんですよ。その瞬間に「やめなきゃだめだ」って思った。
そんな理由でやっているバンドのライブなんて行きたくないと思ったんです。生活における「もったいない」は美徳だと思う。だけど、人生に「もったいない」という価値はいらないんです。
昨年は本を2冊しか読めず、どんどん言葉を忘れてしまいそうなこの頃。
思考や感情を言葉で表現できる人に強く憧れる。

良いメンバーだね、これは読みます。
一言口走るとどこまでも毒を吐きそうだったこのところの政治状況、良きものを読んで浄化したい。
2月8日、鹿児島にも雪が降りましたねえ。
朝8時、雪まみれになって投票に行きましたよ。
朝早くから結構人が来ていたし、期日前投票もすごく多かったと聞いていたから、
世間でいうほど酷い結果にはならないかも~なんて期待していましたが、、、、
想像を超えて酷かった。