その女アレックス

その女アレックス

著者 ピエール・ルメートル

文春文庫

4つのミステリーランキングで第一位だという。

タイトルだけ見たら、アレックスという名前の女探偵がいるのか?と思わない?読み始めたら、どうもおかしな女…拉致された!

その後の展開が、まさしく想像を超えました。

脇役(というか警部が主役か?)がとてもいい。身長145センチのパリ警視庁警部カミーユ、カミーユの部下で金持ちのルイ、同じく部下でどケチなアルマン、上司のデブ男ル・グエン。

ひどく凄惨な内容である。

カミーユは、身重だった妻を誘拐され、殺された過去を持つ。見つかったのは、画家だった母のアトリエ。カミーユの低身長は、その母がヘビースモーカーだった影響であるらしい。

これ以上ストーリーには触れられません。88%ぐらいの人には、凄い!

面白い!という感想が待っているはず、読んでみてください。最後まで惹きつけられます。そして、内容の割に笑えるし、読後の気分はさわやかだと思います。

 

 

コメント (2)

atcon2015年1月11日(日曜日) at 6:17 PM

う~ん・・・気になる。
この表紙、アマゾンで何度も目にしていました。
ほしいものリストに入れます。

aar2015年1月12日(月曜日) at 8:50 AM

はい、気にしてください。マーク・ロスコの絵のよう、という表現が出てきたり、アレックスが読んだ本の名前がいろいろ出てきたりします。

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