ふがいない僕は空を見た
再投稿その3です。
帯のキャッチコピー “泣ける!けどR18!!”。
タイトルでは僕だけど おれ と言っている斎藤卓巳は高校一年生で、主婦あんずとコスプレしてセックスしている。いじめられっ子だった過去を持つあんずには、昔のドラマの春彦サンみたいな夫がいる。
小さな体の割にはでかく見えるちんこが見えた。お前、厄介なものをくっつけて生まれてきたね。
人の体にやさしく触れるということに生まれつきの才能があるとするなら、斎藤くんはもしかしたら天才なのかもしれないと思いました。
「そんな趣味、おれが望んだわけじゃないのに、勝手にオプションつけるよな神様って」
「ばかな恋愛したことない人なんて、この世にいるんすかねー」
など、お、と思う(かどうかは人それぞれですが)フレーズがあり、馬鹿な恋愛をしたことが無い人には泣けないかもしれない。ばかな、というにはハードすぎたり、或いは犯罪であったり。
ぼく と言っているのは認知症のばあちゃんと二人暮らしの良太のほうだな、空を見たのはもしや良太なのか?高校一年生だったらたいがいの子はふがいないもんだろう。
前回この本の感想文を残した時には、確かストーリーをもっと紹介したような気がする。再投稿ともなるともうそれはいいや、と思っちゃいまして。フレーズが気になったら読んでみてね。映画にもなってるよ。
サンエール1Fの図書コーナーで読めます。あとは断捨離を進めて生活縮小、と思ってい…