ゲンボとタシの夢見るブータン

監督 アルム・バッタライ ドロッチャ・ズルボー

幸福な国ブータンの、ドキュメンタリー映画。 みんなスマホを持っているし、フェイスブックでガールフレンドができたりする。 サッカーをやっている。

急激に現代化したブータンの小さな村で、先祖代々引き継いできた寺を息子に継がせたい親、思い悩む息子。 自分を男の子だと認識している娘。 仏教国で、輪廻の教えが浸透しているから、娘の性同一性障害についても、前世は男だったのだろうと、受け止めているらしい親。 親のほうはちゃんとした修行をしないまま寺院を継いだ、ということだったが、それって激動の時代だったから?よくわからないが。

青春真っ只中の16歳の少年に、今の学校をやめて僧院の学校に行く、という決定をするのはそれは難しい。 僧になったら一生独身、ということになるのだ。 父親だって、信仰心が無いのなら行かなくていいと、口では言う。 母親は、英語をちゃんと勉強した方が寺を訪れた外国人観光客に説明ができるから、あと2年は今の学校に行かせた方が、と考えている。

途中ちょっと眠くなりながら見ていたのだけれど、終わったとたん、もう一回この映画を最初から見せてくれ、という気分になってしまった。 観光客に向かって、仮面をつけて説明する父親、その手に“男根!”な形状のものを持って、「神も人も動物も、みんなこれが好きだ」というような話をしているなかなかのシーンからもう一度。

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