エリック・クラプトン 12小節の人生
http://ericclaptonmovie.jp/
監督 リリ・フィニー・ザナック
出演 エリック・クラプトン ジミ・ヘンドリクス ジョージ・ハリスン B・Bキング
ボヘミアン・ラプソディと違って、こちらは実際の映像によるドキュメンタリー。ヤードバーズの映像なんて初めて見ましたよ。
天才というのは、まあその初めから天才なのね。ギターを初めて手にした時から、ものすごい練習量をこともなくこなす力を含めて。
母親が、未婚で産んだ後、祖父母によって育てられ、祖母を母親だと思っていた、という事情は知らなかった。
音楽の道に入ってからの交友関係がすごい。ジミ・ヘンドリクスが亡くなった時には取り残された気持ちでなぜ連れて行ってくれなかった?ぐらいの感情だったみたい。たくさんのミュージシャンの良い音を聞けただけでも良き日でございました。
デレクアンドドミノスの名曲『レイラ』が、ジョージ・ハリスンの妻に横恋慕してできたことは有名だが、うーん、のちのちややこしいことになっていたのね。
それにしてもそこまで薬中、アル中がひどかったのか。あの時代のミュージシャンは、ほとんどみんな手を出していたと思うが。そしてその最悪の時期を除けば、クラプトンは静かな“いいやつ”だったようで、それは嬉しい。
かわいい盛りの息子の転落死という、極度の不幸によって、アルコールや薬物からの回復に向かうことになった事情がすごい。『ティアーズ・イン・ヘヴン』にやはり涙する。
そして、今はアルコールと薬物からの回復のための施設を作ってかかわっている、そのためにギターをオークションに出したシーンも。
『ボヘミアン・ラプソディ』より客席がまばらだった。ああもったいないことでございます。
サボる はもはや外国語由来と知らない人がいそう。沖縄はもともとは母音が3個、って…