年月日

著者 閻連科
出版社 白水社

そんなに長くない小説なので、できれば一気に読むことをお勧め。
私自身は眠りにつく前の時間に少しずつ読む、といういつもの習慣のまま読んでしまったのですが。
ちょっと、ヘンな話なので、慣れるまで読みにくいけど。

ひどい干ばつが起こり、村人は水のある土地を求めてみんな出て行った。先じいは年寄りなので(と言っても70ちょっとだが)、あきらめて残った。畑に一本だけトウモロコシの苗が残っていたし。犬のメナシと一緒に。

寓話的なお話だからね、許そうと思うのだが、そのトウモロコシの苗を育てるために自分とメナシの小便を毎日かける、水分と肥料として、ってさあ、すぐ枯れるよお、煮えるじゃんよお、と、ちょっとした菜園やってる身は気になってしょうがない。ま、寓話だってば。

ネズミとわずかなトウモロコシの粒争奪戦をしたり、オオカミとにらみ合いしたり、そして、いよいよなにも無くなっていき…。

いのちをつなぐ、ということ、人間・動物・植物、というものが並立してつなぐ、物語。
中国語学習者なので、これ、原書と並べて読んでみたいと思いました。

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