マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

著者 古内一絵
出版社 中央公論社

商店街の外れ、路地の奥に、『マカン・マラン』と言う店がある。夜食のお店。インドネシア語でマカンは食事、マランは夜の意味だという。オーナーはたくましいドラァグクイーンのシャール、昼間はドラァグクイーンたちのダンスファッション店。
第一話では、広告代理店に勤める、リストラの対象かもしれない中堅の女性、塔子が、仕事帰りにめまいで倒れたところをシャールが助け。漢方、マクロビオティックの、その人の体質に合わせた優しく美味しそうな料理が出てくる。貧血を起こした塔子に出されたのは、生姜とシナモンが香るお茶。生のマッシュルームをスライスして、ルッコラと和え、レモン、自家製ドレッシングと絡める、と言うのは誰でもできる!やってみよう。
この第一話が一番好きだったな。
第二話『金のお米パン』第三話『世界で一番女王なサラダ』第四話『大晦日のアドベントスープ』と、ちょっと疲れた大人に、次の一歩を踏み出させてくれる料理たち、人との出会いの物語。

マカン・マランのシリーズはあと3冊あるようで、全部読みたい。

これを紹介してくれた人は、今、療養中で、あまり食べられない。
マカン・マランのオーナーシェフのシャールも、難しい手術が決まっているという設定。

漢方系の食について、ほんのちょっと齧ったことはあるけれど、改めて勉強したくなりました。

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