ソン・ランの響き

監督 レオン・レ
出演 リエン・ビン・ファット アイザック

80年代サイゴン、借金の取り立てヤクザと言う商売はベトナムでも存在した(している?)のか。強引な取り立てをしているユンが、京劇に似たベトナムの伝統劇、カイルオンに取り立てに行き、若手花形役者リン・フンと出会う。
食堂でデザートをサービスされるリン・フンに対してチンピラが絡む、そこに居合わせたユンが、リン・フンを家に連れていき、休ませる。
実はユンはカイルオンに欠かせない楽器であるソン・ランの演奏者を父に持ち、同じく奏者を志した過去があった。

孤独に生きてきた二人が心通わせようとしたその時。

香港80年代の若きアンディ・ラウとか、トニー・レオンとか、なんだかそのあたりと重なってしまうのねー。でもなぜかレスリー・チャンじゃないんだなあ。きれいな若手役者役は、元アイドルグループのメンバーなんだって。ユン役はこれがデビュー作だなんて!監督だって少年時にアメリカに渡り、帰国して長編第一作だそうだ。
限りなく同性愛的である友情なのか、どうなんでしょうね。

コメントをどうぞ

コメント(*必須)

CAPTCHA


*