まほろ駅前狂騒曲
出版社 文藝春秋
一人で過ごすクリスマスイブからクリスマス当日にかけて、読みました。後半数回ケラケラ笑い。
シリーズ第三作なので、状況を知っていた方が分かりやすいお話、だけど、旧ブログのほうにまほろ駅前シリーズの第一作について書いたので、良かったら参考にしてください、読んでいない人は。
もう、行天は松田龍平の姿でしかイメージできない。多田は瑛太の姿にはならないのだけど、読んでいる間。
行天の生物学上の娘であるはるちゃん(ただし、そんなことをはるちゃんは知らない)を預かることになった便利屋の多田と、行天。そこに、以前の事件からかかわっている、バスが間引き運転をしていると主張してやまないじいさん、およびその仲間がなぜか絡んで、うさんくさい無農薬野菜栽培グループに(結果的に)立ち向かう。
行天がね、チャーミング。どんな子供時代を過ごしたかも、明かされる。
今、10月30日初版のこの本を買うと、2か所の刷り間違いが付いてきます。一か所の分はちゃんと訂正の紙が付いてるけど、残念、もう一か所には気がつかなかったんだね。
事情と都合により、今回は短い案内にて失礼。前作と同じく、瑛太・龍平で映画化決定だって。
私も「行天は松田龍平の姿でしかイメージできない。」し、読んでいる間「多田は瑛太の姿にはならない。」です。瑛太はどうも好きじゃない役者なのだけど、松田龍平とのコンビは、まあ、なんか、絵になるっていうか。本も読みたいし映画も観たいです。