EVERYTHING EVRYWHERE ALL AT ONCE

脚本・監督・製作 ダニエルズ

出演 ミシェル・ヨー キー・ホイ・クァン ジェイミー・リー・カーティス ステファニ ー・スー

噂のエブエブ、観てまいりました。

予告編を何度か目にしたし、トンデモな展開になることはわかっていたけど。

くたびれた中国系アメリカ人のエヴリン、コインランドリーを経営している。夫は、実は離婚を考えている。娘には女性の恋人がいる。父親が中国からやってくる。ある日、国税局から呼び出しを食らう。経費と認められない出費のことで責められている途中で、夫ウェイモンドの様子が変わる。別宇宙から来た別のウェイモンドだと言う夫は、強大な悪人を倒せるのはエヴリンだけ、と告げる。

別の宇宙でも人々の姿かたちは同じで、別宇宙に同時に存在して行動している、マルチバースってもう付いていけないじゃないか・・・何がどうなってるって?かくもあり得た様々なエヴリンがあちこちの世界に存在する、そしてその別宇宙の悪人は、母子の関係が良いとは言えない娘ジョイだった。

展開が忙しく、マルチバースに移動するには妙な手段が必要で、そりゃあお下品な手段もあり、なんだこれ、こんなのがアカデミー賞総なめ?と疑問符もわくというもので。

全体では英語だが、中国人同士の会話は中国語、基本は北京語で、でもおじいちゃんは広東語だからエヴリンは父親とは広東語で話している。それ、変でないかい?そして、エヴリンの言葉の中に2回ほど神経病(シェンジンビン)てのがあった、キチ〇イというような意味だが、そんな訳は出て来なかった。夫の中国語がなんだか、と思ったが、キー・ホイ・クァンはベトナム系だから仕方がないのだった、発音はところどころ?なのだが声調は正しい、という地方訛りがあることにしよう、あるかもしれない。

結局、超壮大なホームドラマなのでありました。マイノリティ、LGBTQ、親子、イマドキの問題を満載してマルチバースにぶっ飛ばす、に、対応できる体力や技術を持った俳優がいて成り立った、超ドB級作品、が、アカデミー賞を獲る時代が、この今なのだな、と思います。もともと、エヴリンはADHDの設定だったそうで、なーるほど、と思われ。初めはジャッキー・チェン主役の映画として企画されたとか。全然別の話になったことだろうなあ。

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