悲しみのイレーヌ

著者 ピエール・ルメートル
文春文庫悲しみのイレーヌ一年前ぐらいにこの欄で紹介した「その女アレックス」の前日譚。
異常を極めた殺人事件が起こる。

身長145センチのカミーユ・ヴェルーヴェン警部が、上流階級育ちのルイ、どケチのアルマン、上司のル・グエンなど個性豊かな面々と共に捜査にあたる。
陰惨極まりない連続殺人事件が、やがて見立て殺人であることがわかってくる。小説の中で起こる事件そのままに仕立ててあるのだった。

そして、犯人からの挑戦状とも言うべきものがカミーユに届く。

このタイトルは何?と思っていた。前作を読んだのが一年以上前、結末に行くにしたがって驚くべき事情が分かってきて大変面白かった、という印象だけは残っていたが、前提条件を忘れていた。今から読む人のために、明かさない。

改めて、「その女アレックス」を読み返したくなる。陰惨だし、そんな事にしないで欲しかったけれど、一気に読み進めてしまう面白さ。

この作家の作品『天国でまた会おう』もすでに買い求めてあるので、またいずれ紹介することになるでしょう。

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