あやしい彼女
http://ayakano.jp/
監督 水田伸夫
出演 多部未華子 倍賞美津子 小林聡美 要潤
オリジナルのは映画は韓国の『怪しい彼女』、その台湾版リメイク『二十歳よもう一度』、そして日本版『あやしい彼女』と、同じ内容の映画を見ること3作目。話はわかっているのに、十分楽しめました。ベトナム版も作られてるんだって。ドイツとか西洋のお国でもリメイクが計画されているらしい。
73歳の、バリバリのおばちゃんもしくはおばあさんが、町の写真館から出てきたら二十歳の娘になっていて、というお話。若くして母になって遊ぶ暇無く過ごしてきたおばちゃんが、青春を取り戻し、バンドの歌手になり。
多部未華子ちゃんキュート!本人が歌をレッスンして歌ったという。なんだかねえ、「悲しくてやりきれない」でうるうるしちゃいましたよ。そこまでうまいわけでもないのだけどね。おばちゃんは倍賞美津子と聞いたときは、なんで?全然似てない!と思ったものだけど、そう違和感ないのが映画作りってものか。
同じ内容でも、それぞれのお国柄に沿って作られていて、少し笑いのツボなど違って、何度でも十分楽しめる。(韓国人監督が中国の女優・周迅を主役に『猟奇的な彼女』のまずい焼き直し『更年奇的な彼女』を撮ったのと、どうしても比べましたさ、しかもあれ吹き替えしか上映しなかったし)
どれか一作だけ見た人、ちょっと見比べてみてもいいと思いますよ。
「令和の昭和感」という表現に嵌りました。 なんかそういう感じ、日頃、感じること…