手から、手へ

手から、手へ詩 池井昌樹
写真 植田正治

やさしいちちと
やさしいははとのあいだにうまれた
おまえたちは
やさしい子だから
おまえたちは
不幸な生をあゆむのだろう

と、始まる一篇の詩を、見開きの左側には植田正治の写真を配して、一冊の本にしたもの。

ずるいよ。この詩人も、この写真家のこともとても好きな私には、うっかり手に取って少し目を通してしまったら、もう手放せない気にさせる、そんな作りだ。

どこかで出あったら、手に取ってみてね。いい本だよ。

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