激戦 ハート・オブ・ファイト

激戦

か監督 林超賢ダンテ・ラム

出演 張家輝ニック・チョン 彭于晏エディ・ポン 梅婷

ん?こんな映画を上映していたのか、と気づいたときは明日が最終日、だった。その最終日、観客二人。

いい映画なんだよお!私は総合格闘技なんて何の興味も無いが、それ以外の部分のそれぞれの人物の背景がちゃんと描かれているし、映画の初めからちゃんと引き込まれる作り。

中国の大富豪の御曹司で、雲南など辺境の地を歩き回っていたスー・チーだが、ある日、親の破産を知る。かつて香港でボクシングのチャンピオンだったファイは、八百長に加担し、今はマカオでジムの雑用をしている。ファイが間借りした家には、クワンとシウタン母娘が住んでいるが、母のクワンは、離婚後、幼い息子を風呂で溺死させてしまった過去を持ち、精神が不安定である。その分、シウタンが子供ながらに母をかばってしっかり者。

酒におぼれる父の面倒を見る日々、総合格闘技で金を稼ぐためにジムに来たスー・チーは、ファイが元ボクシングチャンピオンであると知って、指導を仰ぐ。

実際、9か月肉体訓練をしたという張家輝と彭于晏の身体がすごい。私は総合格闘技に何の興味も無いが、生半可な訓練ではこんなことはやれない。流血格闘シーンが苦手な人(atconさんとか)は何度も目を覆うことだろう。

香港版ロッキー?いやいや、私はチャップリンと感じた。この役を15年前のジャッキー・チェンがやったら我が鹿児島でも人が入っていただろうな、と思うが、もう少しベタな感じの仕上がりだったんじゃないかな。シウタン役のクリスタル・リーが、まあ名子役さん!

北京語で話しかけて広東語で答える。それで会話が成り立っている。実際に、今の香港マカオ界隈ではそんな感じなんだろうなあ。聞き取りはできて、話すことはうまくないから母語で、って。

エンドロール字幕にジャック・カオさんの名前、どこに出てた?古い役者さんも見落としたか。若いアクション俳優の顔をちゃんと覚えてないばかりでなく。

誰かスタッフに中華圏の映画が好きな人がいるんですか?天文館シネマパラダイスさん。あと香港の『スペシャルID』とチャン・イーモウの『妻への旅路』が予定されているから少なくともそれまでは存続している…長生きしてくださいね!

KANO 1931海の向こうの甲子園

KANOhttp://kano1931.com/

プロデューサー・脚本 魏徳聖

監督 馬志翔

出演 永瀬正敏 坂井真紀 ツァオ・ヨウニン

1931年、日本の統治下の台湾。嘉義農林学校弱小野球部の監督となった近藤兵太郎の特訓の下、守備力の日本人、打撃力の台湾人(漢人)、俊足の台湾原住民(蛮人)それぞれの持ち味を生かした指導でめきめきと力をつけ、とうとう甲子園に出場する。

と、ここまででも十分映画として完成していた気がするんだけど。エース役のツァオ・ヨウニン(曹佑寧)は野球では小学生のころから台湾代表に選ばれているそうだし、それぞれ小学校の時なり、経験のあるキャストだそうだ。それにしても、その時代は日本語が共通語だった台湾なので、7〜8割のセリフが日本語であり、台湾人キャストと日本人キャストとの混成のチームであり、コミュニケーションも野球実技もいかに大変な事であったかと偲ばれる。映画の観客としては、植民地だったのだから日本人名を名乗っている選手と、日本人選手の区別がつけにくいのだが。どうやら実際は台湾人の俳優(じゃないかもしれない、野球ができることで抜擢された人かも)が日本人役をやっていたり。ややこしい。そして、日本語ではない部分の言葉はすべて台湾語だった。そうか、国民党がやってくる前だから、基本、北京語はまだ入っていないのだ。

これは1931年に実際にあったことの映画化だから、その後、甲子園で決勝戦まで勝ち進むまで描かれる。

プロデューサーの魏徳聖は、台湾統治時代の少数民族による抗日事件「セデック・パレ」の監督であり、監督の馬志翔はその映画に出ていた俳優でもある。

甲子園を取材する記者の言葉として、当時の日本人の差別的な意識が描かれる。その記者が、のちに“僕はすっかり嘉農びいきになった”と書く、それは、当時実際に作家菊池寛が、大阪朝日新聞に寄せた観戦記からとったものだという。

映画冒頭に、台湾経由でフィリピンに向かう将校が、「嘉義についたら起こしてくれ」というシーンがある。実際に流行した言葉なのだそうだ。ずっと後のシーンで、彼が「いらっしゃいませー」と叫ぶのだが、あれは?「さあ来い!」ではなかったのかな?

映画を観終わって劇場を出て、前を歩いているご婦人が携帯で話しているのか聞こえた。「すごく良かったよ、絶対見るべき」。そう、正攻法の、正しく涙腺を刺激してくれる作品です。台湾の映画祭金馬奨で、永瀬正敏は日本人として初めて主演男優賞にノミネートされたそうです。

営繕かるかや怪異譚

営繕かるかや怪異譚著者 小野不由美

出版社 角川書店

営繕の意味は、この場合、修繕、リフォームかな。細かく言うと違ってくるらしいんだけどね。

古い建物があると、長い月日にはいろいろな人がそこにかかわり、何かしらの思いが留まってしまうことがある。日常の中に不意に現れる、そこにいない人、かつてそこにいた人の気配。屋根裏で、奥の部屋で、ガレージで、行き止まりの路地で…。

それを、消し去ってしまうこともできるけれど、そうではなく、ある意味共生する、もしくは外に出ていきやすくする。そういう姿勢で建築物を営繕する、営繕屋尾端が、どちらかというと脇役としてかかわって、生きている人の心も、生きていない住人の執着も治めるお話。

魔を折伏するとか、そんな話ではなく、今は亡き人もそこにいる者として、より良く流れて行くようにするという発想。

祟りではなく障り、それを取り除くだけ、少しの不自由を許して生活していく。生きている人間のほうが、時に怖いことをしているよ、という事実も垣間見える。

かつて、田舎の家で暮らしていた伯母が、狐さんに騙された話、祭って治めてあった場所を掘り起こしたために職人が寝込んだ話、などしていたことも思い出したりした。少し昔、日常にそんな話があった。

私は、『檻の外』という作品でうるっとなりました。小野不由美さんの人生に何か変化があったのかな、と思ったこの作品だったけれど、前作「残穢」は、相当怖い長編なのだそうだ。ふむ。

恋恋風塵

恋恋風塵監督 侯孝賢       87年制作 89年日本公開

出演 王晶文 辛樹芬 李天禄

1960年代と思われる時代の台湾の田舎、幼馴染の阿遠と阿雲。成績は良かったらしいが、中学卒業後、台北で夜学に通いながら働く。年下の阿雲も、二年後、台北の仕立て屋で働く。

阿遠に兵役の時がやってくる。しばしば届いていた手紙が届かなくなり…。

ストーリーを紹介してもあまり意味は無い、そういう種類の映画なのだ。深い緑がにおい立つような景色、昭和の、と言いたくなる懐かしいような田舎の風景。セリフの少ない、微妙な表情で伝わってくる思い。

撮影場所が、九份じゃないかなあ、と思って観ていたのだが、帰宅後、撮影場所を特定している映画ファンのサイトを見たところ、やはりそうらしい。十分という駅が出てくるが、二人の生まれ育った村の撮影場所は九份だそうだ。今の状況とは大違いだけれど、あ、この階段、同じ監督の「非情城市」の病院の受付から見える階段と同じ所かも、と、思った。

よく小津安二郎の影響を指摘される侯監督だが、小津作品の中にいつもいた笠智衆さんのように、かつていつも侯孝賢監督作品にいた李天禄さんの姿が味わい深い。

辛樹芬というみずみずしい女優さんは、数年間たった五本の侯孝賢作品に出た後、引退、結婚したということは知っていたが、兵役のベッドの中で号泣するシーンが印象的な主人公・王晶文は、なんと去年急逝していた。もちろんこの映画でおじいさん役の李天禄さんも、この世にいなくなって久しい。

かつてこの映画のビデオを持っていたのだが、この作品を映画館で見ることができて良かった。国際映画祭で評価が高かったこの作品は、台湾の映画祭にはノミネートされなかったそうだ。その理由が、兵役中に失恋するというストーリーが軍の許可を得られなかったからとか。

 

 

飲めば都

 

飲めば都著者 北村薫

新潮文庫

「—ところでさあ、黒糖焼酎の好きなフランス人がいてね。文学者なんだよ、これが。ジャン・コクトーという…」

てのが薩摩生まれの私にツボだったのですが。言ったのは女性、職場の先輩。

主人公は小酒井都という出版社勤めの女性。時に酒を飲みすぎての大失敗が…。

アルコール分解酵素を持たずに生まれた私にはまあ羨ましいような酔っ払いかたですなあ。おいしそうですなあ。さすが出版社勤めだから皆さんなにかと博識で、で、ジャン・コクトー…。

それぞれ一癖ある魅力的な同僚たちとの落語のような掛け合い、嘘かまことか大法螺か、と、続く会話。

  智恵子は東京に酒がないという

  本当の酒が飲みたいという

 あどけない酒の話である

おいおい、でしょう?

読書量の多い人でないとちょっとあちこちわかりにくいかも…というのはこの作家の「空飛ぶ馬」を始めとする円紫さんと私シリーズなどでもそうなのは、元々高校の国語教師だった人だからかな。酒好きでない私でも十分楽しめたけど、やっぱり酒と本が好きな人にはもっと!でしょう。

恋愛は、うっかりするもん、結婚は、なんとなくするもんだそうです。

さよならドビュッシー

さよならドビュッシー著者 中山七里

宝島社文庫

2009年、このミステリーがすごい!大賞作品だそうだ。全く知らなかった。この作家の性別もわからないので調べたぐらいである。男性。

ピアニスト志望の少女がレッスンしている。従姉妹の少女も一緒に。従姉妹はインドネシア育ち、災害で両親が亡くなり、日本に滞在している。

彼女たちの祖父は富豪の実業家だ。

火事が起こる。祖父と従姉妹が亡くなり、高校の音楽科に入学したばかりの遥は全身火傷を負うが、なんとか命が助かり、顔は元通りになった。が。

祖父の遺言で、遥が遺産を相続するためにはどうしてもピアニストの道を目指さなくてはならない。そこへ天才的ピアニスト岬洋介が現れ、遥へのレッスンを申し出る。そしてスポ根レッスンが始まる。

クラシック音楽には疎いし楽器も弾けない私なので、細かいレッスンの表現のことがわからないのが残念だ。ドビュッシーは好きだから、その曲ぐらいはわかってまだよかった。

次々に、命を狙われる事件が起こり。当然それは莫大な遺産に絡むものと思われ。

絵に描いたようなどんでん返し。

ライトノベル?少女漫画の原作チックではありますが、岬洋介探偵物をもう一つ読んでみたいと思っています。映画になっていることも勿論知らなかった。利重剛監督、橋本愛主演だって。それ、見たい。

 

 

その女アレックス

その女アレックス

著者 ピエール・ルメートル

文春文庫

4つのミステリーランキングで第一位だという。

タイトルだけ見たら、アレックスという名前の女探偵がいるのか?と思わない?読み始めたら、どうもおかしな女…拉致された!

その後の展開が、まさしく想像を超えました。

脇役(というか警部が主役か?)がとてもいい。身長145センチのパリ警視庁警部カミーユ、カミーユの部下で金持ちのルイ、同じく部下でどケチなアルマン、上司のデブ男ル・グエン。

ひどく凄惨な内容である。

カミーユは、身重だった妻を誘拐され、殺された過去を持つ。見つかったのは、画家だった母のアトリエ。カミーユの低身長は、その母がヘビースモーカーだった影響であるらしい。

これ以上ストーリーには触れられません。88%ぐらいの人には、凄い!

面白い!という感想が待っているはず、読んでみてください。最後まで惹きつけられます。そして、内容の割に笑えるし、読後の気分はさわやかだと思います。

 

 

お勝手太平記

 

お勝手太平記著者 金井美恵子  出版社 文芸春秋

はるか昔の記憶だから定かではないが、“金井美恵子はバカの顔を見たくないのだ”だったかそんなような文章を目にしたことがある。書評だったのか文庫化に際して誰かが寄せた文だか。

帯に、優雅なる脱線、冴えわたる悪口 とある。趣味は手紙を書くことというアキコさんなる六十代のご婦人の、友人への手紙によって成り立っている小説。あー意地悪。

まずは絵手紙について。あの絵手紙の主題は「見て、見て!あたしが描いたのよ。ど?いい感じでしょ?絵は下手でも、人生の幸福感とか豊かさにあふれててさ」という唯一の単調な主題に尽きるのです。

私も絵手紙は苦手です。だからこそこの意地悪さって、ううう…と響くものであります。

まあいろんなことをお勉強できます。きざす という言葉には、兆す と 萌す の二つの漢字があることとか。映画についてのなんと豊富な知識!とか。モネが白内障だったことは知っていたけど、手術した後で色合いが違ったって知らなかった。

六十歳過ぎると映画は千円で見られるんだけど、ここに、「ありがたいことに」と付けると、とっても老女っぽくなると思わない?  今は1100円だけどね。で、この文章には老女が一人で見に来ているのは見たことが無いと書いてあるけど、私は今日も一人で見てきましたよ。で、それに関連して病院の待合室で大声で泣いてむずかっている男の子に対して、小柄なおばあさんが「男の子って、おだてて褒めてあげれば、何とか育つのよ、家のおじいちゃんを見てたってそう思うもの」と教えてくださったというおばあちゃんに対する感謝をつづったエッセーに対して、大嫌い、と言い切る!

“熱いココア すすりながら”という由紀さおりの歌『手紙』の歌詞、ココアを啜っちゃいけない、啜る は鼻水、って。気付かなかった。

気づき という言葉。気づきが大切、と、そういえばよく目にしますね、青少年育成関係で。読み聞かせ という言葉。気づき っていつから存在する言葉なんだろう?わたくし気づいておりませんで。読み聞かせ が、言い聞かせる という脅し的な言葉に聞こえるという。はあー、そうですよねえ。

(昔の)映画の中で、和裁している女優がいつも三つ折りぐけしかしていない、そうです。裾の三つ折りぐけならそう下手さが目立たない、ぐし縫いほどには、という理由であるらしい。岡本かの子が派手な柄の羽織を自分で縫っていたのを平林たい子が目撃したというエピソードに絡めて。

例えば、私たちの世代の女性が好んだエッセイといえば幸田文と森茉莉(もち、私は森茉莉派です)、その少し後に武田百合子  はい、その3人ともとても好きでした・・・という具合に、共感することはいろいろ出てくるのだけど、素人の女性のエッセーに対する鋭く意地悪な指摘たるや。いや、もちろんいっぱしの男性に対しても。

私のイメージの中では、何かしら雑誌で見かけたベリーショートの髪、眼鏡をかけた賢い少女、のままなのだけど。私より年上の人だから、デビュー時に少女だったわけはないのだ。

この人と誕生日が同じと知ったときは、ちょっとショックだったな。

下線部分は引用です。どうもヘタクソな紹介しかできない、鼻持ちならない、ですよ、でも、興味があったら読んでみてください。

 

 

 

真夜中の五分前

真夜中の5分前http://mayonaka5.jp/

監督 行定勲

出演 三浦春馬 劉詩詩 張孝全

「深夜前的五分」という中国語タイトルのハガキがついてきたのは、中国語学習者としてはちょっと嬉しかった。

上海にまだこんな古い街並みがあるのか、というどこかの、時計の修理屋で、日本人の青年が働いている。と、言う設定に無理があるような気がするが、それはともかく。

彼がプールで知り合った女性に、買い物の手伝いを頼まれる。あちこち回った後で、自分が働いている時計屋に行き、古いけれど価値がある時計を差し出す。中国では時計をプレゼントするものではないと、私も教わった。同じ発音で縁起が悪いことを連想させるから。

でも、その時計を送られた彼女の双子の片割れは、喜んでくれた。瓜二つの二人は、子供のころからよく服を取り換えて遊んでいた。

三浦春馬が知り合った方はルオランという名のライター、映画監督・張孝全のフィアンセである方はルウメイという名前の女優。時計は、ルウメイへの結婚のプレゼントとして選ばれた。

ルオランのほうが先に、取材で監督と出会っていた。ルオランのほうが先に演技に関心を持っていた。いつもルウメイに欲しい物を取られる、というルオラン。

そして、ルオランとルウメイはモーリシャスに旅行に出かけ、事故が起こる。生き残ったのはどちらなのか?

9割が中国語のこの作品で、三浦春馬クンはよく頑張って中国語のセリフを話しています。私から見れば立派なものです。たった3か月習ったぐらいで、ここまで、と思われます。が、中国人から見ると、ヘタクソさが気になるらしい。だってえ、そんなに長く中国で暮らしているわけでもないらしい日本人だよ。

作品としては、中途半端な気分で映画館を後にすることになりました。「ドラゴン・コップ」にも出ていた、中国ドラマ「宮廷女官ジャクギ」の劉詩詩ちゃんが、そんなに魅力的か?と思ったりするし。今一つニュアンスに欠けるよね、こんな役には。大きな画面で見る台湾俳優張孝全がなかなかの迫力で、こっちが主役の映画を見たい気がするし。

 

 

ドラゴンコップスー微笑捜査線

ドラゴンコップスhttp://dragon-cops.com/

監督 ウォン・ジーミン

出演 ジェット・リー李 連杰 ウェン・ジャン文章 ミシェル・チェン陳研希 リウ・シーシー劉詩詩 スティーブン・フォン馮徳倫 ブルース・リャン梁小龍 ウー・ジン呉京

2015年最初に見た映画です。香港おバカ映画です。観た人の批評では大体★一つです。ですからどなた様にもあまりお薦めいたしません。 ストーリーは、なんだか殺された男が微笑みを浮かべている、ということが何度か続くのですよ。で、文章(ウェン・ジャンと読む人の名前です)演じる若いおっちょこちょい警官と、リタイヤ間近の先輩ジェット・リー(役名が『ワンスアポンナタイムインチャイナ』の時と同じ読み方になっている)と共に捜査に当たる。この二人、『海洋天堂』(http://art-container.net/mbblog/diarypro/archives/191.html参照)の時の親子なんだなあ。

で、女性上司役、誰だっけ?と思っていた。ああー、そうか、『あの頃君を追いかけた』(http://art-container.net/movook/archives/150参照)の女の子だ。

とか、ね、中華な映画に詳しい・李 連杰映画をたくさん見ている・香港アクション映画の、くっだらないのも見ている、ような条件を満たす方にしか、面白がることはできません。カメオ出演がまことに豪華、中国の二枚目黄暁明がちょっと出てきて、若い警官が偶然間違って捕まえた男が海賊版DVDで稼いでるやつだったと、言うところにこの映画のキャストが出てる映画の名前がいろいろ出てくる、と、わからないと何も笑えない、とか。つまり、ストーリーはまあどうでも…。

ま、本当にマニアックにカンフーアクション好きな方、ぐらいにしかお薦めできない作品でございます。私の場合、もしTVでやっていたとしたら、カメオ出演者を確かめるために見るかも。