通畠家には10年ほど前にお邪魔して以来、今回が2度目の訪問になります。
前回は2時間ほどかけて、車で行きましたが、その後、九州新幹線が開通し、今では鹿児島中央駅から出水駅まで25分程度に短縮されました。
時間的にはとても近くなりましたが、世の中のインフラが整っていくのと反比例して、私が遠出をする機会は、年々、少なくなっていきます。皮肉なものです。
通畠家は10年前に引っ越しをしており、私がこの家を訪れるのは初めてです。
家の中にも外にも、ご夫妻の作品がいっぱい。アートにあふれたお宅です。
まずは、前庭に置かれた二つの大きなオブジェが楽しい。
玄関を入ると、紙素材のアートが並んでいました。
こちらは通畠朋子さんの作品。
左上は通畠朋子さんの作品。
左下の絵は通畠義信氏の作品。
オレンジと紺色の扉も氏の作品です。どうしても開けてみたくなります。
通畠義信氏は鉄や石。夫人は紙や布。
アトリエの中は夫妻の作品が無造作に、置かれています。
ひらめきがあると、即座に削れる素材を使うことが多いそうです。
アトリエの中、発砲スチロールのオブジェもたくさんありました。
河童の操り人形。こういうお茶目な作品もあり。
(上)人見知りな愛娘〝りんごちゃん”
(左)発砲スチロールの腕で何か?を指さす通畠氏。
(下)裏庭からは、出水平野の田畑の広がりが見渡せる。時間をかけて錆びていく、鉄のオブジェのある風景。
通畠氏の車に置かれたオモチャ。ゴジラに釘。ヘリコプターはカメレオンに変身させて。
本日から、出水市在住のものづくりたちによる、「いずみ ものづくり展」が、開催されます。
通畠夫妻も出品します。
「鉄のテツ学」展と合わせて、こちらも是非ご覧になって下さい。
【出品者】
《陶芸》宮上誠・永島 としゆき
《染色・ガーゼ服》本田すみ子・隅本和代
《鉄・石・銅版画》通畠義信・通畠朋子
《木工》平田健作・谷山陽啓
「第5回 いずみ ものづくり展」
2013年3月20日~3月26日 10:00~17:00
出水市クレインパークにて
(期間中 無休・・・最終日は16:00まで)