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  • 「押川珠江(仕立服)山田利喜子(革)二人展Vol.2」見てきました。

    昨日、『我が家de個展 ギャラリーときどき』に行ってきました。

    開催から6日目ともなると、かなりの作品が売れてしまっていて、全作品を見ることはできませんでしたが、取り急ぎ少しだけご紹介します。

    作家紹介

    押川珠江・・・仕立屋

    日常は、堀江町の自宅アトリエでお客様のオーダーを受けて仕立ててします。
    2012年11月に初めてギャラリーセージで、山田利喜子との二人展を開催、この7月でアトリエ開設20周年の今年、二回目の二人展です。
    サイズお直しします。仕立ての良さを味わってみてください。

    ・・・・押川珠江

    tama005tama004tama003tama002
    tama001tama006tama006-1押川珠江さんの仕立服は、ほとんど着物地を使ったもの。

    私は右上の黒いバルーンワンピースが気に入りました。背中の金色のファスナーが大人な感じですね。

    山田利喜子・・・革染色造形

    riki00小山田に亡父の生家があり、誰も住まない荒れ家・荒れ庭の管理傍ら、土間で革の染色をしています。
    染まった革を持ち帰り、自宅でバッグなどに形作ります。
    ちなみに、左の壁掛けは、その小山田の皺の大きな欅の木を見ながら去年染めました。(今回作成の)一番大きなバッグは、今年の欅を見ながら染めたものです。

    ・・・・山田利喜子

    今回の作成の一番大きいバッグというのが下のトートバッグです。表と裏の二つのデザインが楽しめるバッグです。
    riki007riki007-1

     

     

     

     

     

     

    他のバッグ作品は後日改めて、山田利喜子さんのギャラリーサイト「皮革染色工芸」に画像をアップしたいと思います。
    sri-3ところで、昨年の『山田利喜子 革の仕事展』の際、次回はぜひ販売して欲しいとお願いしていた革のルームシューズも出品されていました。
    しかし、ほとんど売れてしまっていて、わずか3足を残すのみ。
    最初は、左写真の白っぽいルームシューズが気にっていたのですが、サイズが合わず断念。

    私のサイズに合うのが、1足だけあったので、足を入れるところ(ここは何と言うのか?)が、青色の皮のシューズを購入してきましたよ。

    家に帰ってから床に置いてみると、奇麗な青色が何ともおしゃれ。履き心地も良く、満足の一品です。

    DSC03021-7DSC03021-3DSC03021DSC03021-4

     

     

    追記:2015年7月3日

    11点のバッグの画像を山田利喜子さんのギャラリーサイトにアップしました。「皮革染色工芸」Rikiko Yamadaをご覧ください。

    riki011riki010riki009riki008riki007-1riki006riki005riki004-1riki003riki002
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    「山田 利喜子・押川 珠江  二人展」行ってきました。

    sage「山田 利喜子・押川 珠江  二人展」行ってきました。
    今年4月にオープンしたばかりのギャラリーセージ。
    新たに鉄製の透かし看板が設置されていました 。これは通畠義信氏が制作したものとのこと。素敵ですねえ。

    goods2皮革染色工芸作家の山田利喜子さんは、1973年頃より革工芸を始め、県内の公募展に出品し、南日本女流美術展で南日本新聞社賞を受賞した実力派です。
    これまで個展やグループ展を多数開催、参加されてきた方ですが、ここ数年は家庭の事情により活動休止中でした。今回は久しぶりの作品展となりました。しかし今後またしばらく休眠するとのことですので、ぜひこの機会に多くの方にギャラリーを覗いて欲しいと思います。
    当サイトでも紹介しています。こちらもご覧ください。
    http://art-container.net/galleries/kawa/
    bag02バッグのほか、ランプやお財布、革のコサージュなどの小物も出品されていましたが、なんといっても個性的なバッグが目を引きますね。デザインも染色も個性的。手に持ってみると、かなり軽く使い勝手も良さそうです。bag04

    いつだったか、だれが言ったのだったかは覚えていませんが、こんな言葉をききました。
    「どんなバッグを選ぶかは、どんな恋人を欲しがるかと同じだ」
    そして「自分のバッグをどう扱うかは、恋人に対する扱いと同じだ」とも。
    それを聞いたとき、私は妙に納得したものです。
    街を歩いてみると、見事に皆それぞれ異なるバッグを手にしています。
    エコバッグやスポーツ、旅行などの実bag03用的なバッグは別として、普段身に着けるバッグはデザインや色、柄が違う一点物売りが当たり前の商品ですね。実用性を最優先にするか、自分に似合う、自分にぴったりのバッグを探し続けるか、あるいは多くの人が絶賛するブランドもののバッグに憧れるか、紙袋でもOKか、もしくは何も持たない手ぶらの気楽さを好むか、人それぞれですが・・・。

    bag06

    huku01huku03

    huku04話しがそれました。
    「2人展」のもう一人の主役、押川珠江さんは、大島紬などの和服地で仕立てた、〝小粋な”という表現がしっくりくるコートやジャケットなどを出品しています。鹿児島市在住。自宅アトリエで注文仕立てをされている方です。
    今回、「戴きものの生地を使ったから」という理由で、贅沢な素材にもかかわらず、お手頃価格で出品されていました。

    案内状に掲載していた黒のトレンチコートは早々売れてしまったようです。

    山田利喜子さんの新作バッグも、既に数点売れている状態で目にすることができず、それが残念でした。

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    山田 利喜子さんと押川 珠江さんによる二人展。
    秋を奏でるためのバッグ&コート

    11月9日(金)~11月20日(火)
    (水・木曜日はお休みです)

    ギャラリー セージにて

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    山田 利喜子・押川 珠江  二人展

    59-1山田 利喜子さんと押川 珠江さんによる二人展が開催されます。

    秋を奏でるためのバッグ&コート
    11月9日(金)~11月20日(火)
    (水・木曜日はお休みです)
    ギャラリー セージにて

    (11月が近くなったら案内状をアップしようと早くから準備していたのに、11月はもう3日も過ぎてしまいました。
    ホントにウカウカしていられない…秋です。)