月別アーカイブ: 2015年5月

「2015宮崎国際現代彫刻・空港展」のご案内

「2015宮崎国際現代彫刻・空港展」のご案内です。
「宮崎国際現代彫刻・空港展」は、「宮崎彫刻グループ」が主体となり、国内外の多くの現代彫刻家たちが出品する作品展です。
今年で26回目の開催となります。
当サイトでご紹介しています「鉄の作家」通畠義信氏も出品します。

会場となっている宮崎空港は、2014年から「宮崎ブーゲンビリア空港」という愛称がつけられたそうです。
初夏、「宮崎ブーゲンビリア空港」のオアシス広場。アートを楽しみながらリゾート気分を味わえそうですね。

下記のWebサイトには、昨年の宮崎国際現代彫刻・空港展の作品と作家が紹介されています。
宮崎の現代彫刻展」(http://miyazakisculptureexhibition.web.fc2.com/

通畠義信氏、県美展で奨励賞受賞!

当サイトでご紹介しています「鉄の作家」通畠義信氏が、第62回県美展にて奨励賞を受賞されました。
おめでとうございます!

早速画像をいただきましたので、アップします。タイトルは

「Shelter boat ━ 貝の舟 ━」

大きさ:H25×w75×D33
素材:steel(鋼材)

明後日から県美展が始まります。観に行かれる方、彫刻のフロアもぜひ観てみてくださいね。

県美開催日:5月16日(土)~24日(日)
休館日:18日(月)
会場:黎明館、市立美術館

インスタグラム講座のお知らせ

写真共有SNSアプリ「Instagram」の登録に四苦八苦したことは、以前「スマホアプリ「Instagram」登録エラー!解決」に書きましたが、その「Instagram」も今ではFacebookに次ぐ人気SNSになっているそうです。2014年12月では

  • 月間アクティブユーザー:3億人
  • シェアされた写真:300億枚以上
  • 1日にシェアされる写真:平均7,000万
    「Instagram:企業アカウント急増中の注目ソーシャルメディア」参照(リンク切れ)

というデータがありました。

有名人や人気タレントがプライベート写真などを投稿して、日本でも人気に火がついた感じですが、わが鹿児島ではどうなんでしょうか。
この頃はファッション系のお店で「Instagramやってます」という案内を貰うことが何度かあったので、企業などにはジワジワ浸透してきているような。

私の周りでは、まだまだ。IT関係に勤めている人しかやってない、という感じです。そのIT関係者から「はじめてのインスタグラム講座」を紹介して欲しいということでチラシをいただきました。
これから始めたい方も登録から実際の投稿まで、手取り教えてくれるようですよ。お子様連れでもOK。
アカウントは持ったものの、どうやって気に入った投稿者をフォローしたらいいのか、フォロワーを増やすにはどうしたらいいのか、安易に写真をアップしちゃっていいものか、写真をおしゃれに加工する方法とか、いろいろ知りたいことありますね。

詳しくはフォークリエイトのホームページを御覧ください。
ホームページ≫ http://forcreate.co.jp/cat_news/456
Facebook:https://www.facebook.com/forcreate

Instagramは携帯で登録しておけば、PCからも観れるようです。「InstagramのWeb版」
PCからは登録や画像のアップロードをすることはできなくて、他の人の写真を閲覧したり「いいね!」やコメントをするだけの機能しかありませんが、(PCからInstagramに画像をアップロードする方法やアプリを紹介しているサイトも結構あるので、必ずしも画像のアップロードが無理、とういうわけではなさそうですが)。

私の場合、フィードに流れるアートは、ちょっとした画廊めぐり。素敵な風景は眺めているだけで刺激になるし、NASAの公式Instagramにいたっては感動的な宇宙風景(空間?)を見せてくれます。

私は写真投稿はほとんどせずに、ただ雑誌を眺めるような感じで楽しんでいます。
もちろん、楽しみ方はいろいろですが、本来は写真を投稿して、他の人の写真をシェアして、いろんな人と広く繋がっていくコミュニケーションツールですから、気軽に写真をアップロードして多くの人に見てもらう方が、より楽しめるのはまちがいないですね。

『下流志向(学ばない子どもたち 働かない若者たち)』内田 樹

ゴールデンウィークの最中”こどもの日“、予定の時間までの暇つぶしに入った書店で手に取り、思わず購入してしまいました。
この本は、「ああるの映画と読書」で最近紹介され興味をもっていたもの。
ネットで古本を購入しようと「お気に入りリスト」に入れていたけれど、たまには小さな贅沢、定価で買ってもいいじゃないか、ゴールデンウィークなんだから。と自分に言い訳しつつ530円(税別)の新刊を買う私は、間違いなく「下流」に住む人間です。

じゃあ「上流」にはどんな人が住んでいるのか?
たとえば与党政治家たちと財界人、高級官僚たちの「閨閥」。
彼らは集団全体でリスクヘッジする「相互扶助組織」を形成し、「集団として生き残る」という明確な目標を掲げる「強者連合」に属する人たちであるという。
こういう集団が私たち社会の上層にいて、社会を回している。(どうりでアベノミクスの恩恵は下流までは流れてこないわけです。)
彼らは利益と結果責任をシェアする代わりに自己決定をすることはできないらしい。進学、就職、結婚、あれやこれや、属する集団が集団の利益のために決定するらしい。
それと対極に、「相互扶助組織」に属することができない個人は、自分自身のことは自分で決定し、結果に対し自分で責任をとるしかない。
「獲得した利益をシェアする仲間がなく、困窮したときに支援してくれる人間がいない人間」は、このリスク社会においては社会的弱者である、という。
なるほどなあ。と感心している場合ではない。社会的弱者とは私のことですよ。

社会的弱者の立場からこの本を読み進めると「リスクヘッジというのは一人ではできない」という理論は十分納得できます。でも相互扶助したくても共倒れになってしまうという現実がある、という側面は無視されて書かれているように感じます。
弱者は「獲得した利益をシェアする仲間がなく、困窮したときに支援してくれる人間がいない」のではなく、「仲間とシェアできるほどの利益を獲得できず、困窮している人を支援することもできない」現実の中にいるのです。
著者の視点はどこにあるのでしょうか?

そもそも本書の第1章に「学びからの逃走」や「労働からの逃走」について、「主体的決意を持って、決然と逃走する」とし、これが「下流社会」への階層降下を意味し、下降志向の社会集団が登場してきた、と他の学者の言葉を借りて社会分析をしていますが、本当にそうなのでしょうか?
本当に主体的決意を持って学習をやめる子どもが増え、主体的決意を持って労働をしない人間が増えているのでしょうか。

私も身近に、学級崩壊している小学生のクラスを知っています。授業中に走り回ったり、椅子や机の上に乗って騒いだりする子どもが何人かいます。その子たちは、主体的決意を持って、学習から決然と逃走しているのでしょうか?
「教室は不快と教育サービスの等価交換の場となる」と言われると、ホントにそうかなあ、って疑問に感じます。まあそう考える子どもや親が全く居ないとは言い切れないけど、著者がそう決めつけているだけなのでは?

「労働からの逃走」の例として「正社員になると辞めにくくなるからアルバイトのままがいい」という若者や、「責任あるポストに就いたら自由が無くなる」という理由で会社を辞めた若者の話がでてきますが、理由はそれだけでしょうか?仮にそうだとして、本当にそんな若者ばかりでしょうか?
日本のニートは「社会的上昇の機会が提供されているにもかかわらず、子どもたちが自主的にその機会を放棄している」と著者は言うのですが、本当に、本当にそうなのですか?ニートってそんな理由でニートになっている?
「現代日本の多くの妻たちが夫に対して示している最大の奉仕は夫の存在それ自体に耐えていることなのです」って、それ、きみまろのネタじゃなくて?

読むにつれ疑問ばかりが膨らんでいくのですが、最終章まで読んでも納得できる根拠は見いだせませんでした。
どこかで見聞きしただけの一面的な話に終始し、その話に現実感の伴わない持論をくっつけているだけ。
でなければ、下流に浮かぶ木葉のあれこれを川岸で眺めて説教している人、そんな印象です。

私にとっては突っ込みどころ満載の本ではありますが、最初からぐいぐい話に惹きこみ一気に聞かせる、語り口のうまい人だなあとも思います。
「おっ!」と心に引っ掛かるワードがいくつもあって、たとえば「世界そのものが穴だらけ」とか「不快という貨幣」とか「『師であることの条件』は『師を持っている』こと」とか。上手いこと言うなあ、って思います。
講演会場でリアルに聴けば突っ込みを入れる隙もなかったかも。
講演と質疑応答を文章に起こして本にしちゃうと、「意味の穴だらけ」状態になるのも仕方がないのでしょう。

WordPressからFacebookに自動投稿する「Social Networks Auto-Poster」

ブログで書いた記事をFacebookに自動投稿してくれる無料アプリ、「RSS Graffiti」が4月30日、いきなり(!)サービスを終了してしまいました。

私は非社交的な性格なので、SNSには向かないのですが、Facebookの機能を覚える必要性があってアカウントを持っています。
それでこれまでWordPressで書いたブログを「RSS Graffiti」を利用してFacebookに自動投稿してきたのですが、昨日、「RSS Graffiti」がサービス終了したという記事を見つけ慌てました。

Facebookページを開いてアプリの確認をしてみると、そこには、涙ポロリの丸顔キャラクターが「RSS Graffiti is no longer available.」というメッセージとともに表示されました。 英語翻訳サイト「weblio」で機械翻訳すると、「RSS Graffitiは、もはや利用できません」とのこと。

無料アプリでは、いきなりのサービス終了もありがちなことらしいです。仕方ないので代替アプリを探してみました。

検索してみるとWordPressの場合は、プラグインがいろいろあるようです。
今回は「Social Networks Auto-Poster」を使ってみることにします。
サイト「9ineBB」の記事『WordPressでFacebookのページへ自動投稿するのを 「NextScripts: Social Networks Auto-Poster」を使って行う方法』を参照しながら設定しました。

プラグインのインストールは通常通り、WordPressのプラグイン画面から簡単にできますが、「Social Networks Auto-Poster」の設定に必要な

  • FacebookのApp ID
  • FacebookのApp secret

を、取得するにはFacebook側でアプリの設定をしなければなりません。
私はそこのところのやり方を知らなかったので、「9ineBB」のように丁寧な解説をしてくれるサイトがなければ、自力で設定するのは大変だったと思います。

「Social Networks Auto-Poster」の導入を考えている方、『WordPressでFacebookのページへ自動投稿するのを 「NextScripts: Social Networks Auto-Poster」を使って行う方法』は、お勧めですよ。

追記 2015年5月5日

「Social Networks Auto-Poster」の設定を見直して修正しました。
あれこれ設定を変えてテストしてみました。ブログを更新すると瞬時にFacebookの方に反映されます。
でも連続投稿すると、「ちょっと待ったー」ってなるようです。

「Post Type」を上図のように設定すると、Facebookでは下図のように表示されます。
いろいろ詳細な設定ができて、高機能のプラグインですね。