昨日初めてその存在を知ったのですが、鹿児島のご当地キャラクター「薩摩剣士隼人」が面白いらしい。
日曜日朝6時15分からテレビ放映しているとのこと。
日曜日朝6時15分はキツイので、YouTubeを見てみました。
YouTubeはこちら→「薩摩剣士隼人 第1話 だいやめをすっど!」
子ども向けの番組にしては、バリバリの鹿児島弁!時間帯を考えると、トイナモン(鹿児島弁で“お年寄り”のこと)を対象にしているのか?
とばかりも言えず、最近は方言を見直そう、語り継ごう、という動きが全国的にあって、小学校では「方言教育」もひろがっているそうです。
ふりかえってみると、私が小学生だった1960年代は「標準語教育」一色でした。学校も親も方言矯正に躍起になっていたものでした。
何しろ、ほとんどの子どもたちが就職や大学で都会を目指すのが当然、というか「地元には企業も夢もない。出て行ってこそ立身出世よ」という風潮だったから、いずれ都会に出て行く子どもたちが言葉で恥をかかないようにという親心で、「標準語教育」は始められたのだと思います。
しかし、そこには「方言は恥ずかしい」という発想があったわけですから、私なんて大人になっても抜けない言葉の訛りがコンプレックスになったことも否めません。
あの頃は中央集権時代。今は地方分権が声高らかに叫ばれている時代。
時代が変われば教育も変わるわけです。
それはさておき、ご当地キャラってたくさんあるんですねえ。
ヒーロー系だけでも一部挙げると、
かごしまPRサポーター「さくらじまん」。
鹿児島県警「チェストくん」。
ローカル戦隊ヒーローの草分け「離島戦隊タネガシマン」(これは、SMAPと共演しているのを見ました)。
奄美大島からは「ハブレンジャー 」(「琉球戦隊!ハブレンジャー」とキャラがかぶっています)。
地球温暖化防止には「時空機動隊ハヤト」(見たことないなあ)
鹿児島県税務課からは「自動車税をおさめ隊」(プリキュア路線のキャラみたいです。)
などなど19キャラありました。(ウィキペディア「九州地方のローカルヒーロー一覧」参照)
そのほか、ゆるキャラ系では「裁判員制度」普及に務める「かちけん君」、WeLove天文館の「てんてん」、枕崎市からは「ブエンマン」、鹿児島県茶生産協会の「茶々丸くん」…..まだまだ他にもあるようですが、私の一押しはなんといっても「グリブー」 !
羽飾り風に葉っぱをあしらった顔に、 きりりとした眉(イモト似!)が印象的。
全国的には1600キャラ以上あるようです。(「ご当地キャラカタログ」参照)。
いやあ、すごい数ですね。「ご当地キャラ、スタンプラリーの旅」とかあったら、全国津々浦々旅ができそうですね。