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  • 詐欺メールは進化していた
  • 詐欺メールは進化していた

    使っているヤフーメールに、アマゾンの名を騙る詐欺メールが送られてきました。先月から3度も。

    メールの最後に書かれた「私たちと一緒に買い物をありがとう」というフレーズは、日本人には出せないフレンドリーな味があって、ちょっと楽しい文章ですね。

    このメールはヤフーのフィルタリング機能によって迷惑メールにフォルダに入れられているし、そもそも私はアマゾンプライムの会員ではないので、これがなりすましメールであることは明らかです。

    そのまま削除してしまえばいいのですが、どんな偽メールアドレスが作られているかなあとちょっと好奇心が湧き、送信元アドレスを見 てみました。

    from:を開いてみると、送信元アドレスが「no-reply@amazon.co.jp」となっていて、アマゾンのドメインが使われていることにびっくりしました。
    これまでのなりすましメールは正規のアドレスとよく似ていて紛らわしいドメインだったり、フリーメールだったり、英語のoを数字の0にしてあったりみたいなものでしたが、今回の偽メールのドメインは正規のamazon.co.jpと全く同じでした。

    そもそも正規のドメインで詐欺メールを送るなんて、そんなこと可能なの?
    と疑問に思い調べてみると、なんと”可能”でした。

    迷惑メール対策に関する情報を公開している「財団法人インターネット協会」のサイトに、なぜ、嘘のメールアドレスが書けるのか?本当の差出人のメールアドレスを知るにはどこを確認すればよいのか?などについて丁寧な解説がありました。

    メールのFrom:だけを見て本物かどうか判断するのは危険なようですね。
    本当の差出人を知るには、メールのヘッダーを開いて、Return-Path:に続くアドレスのドメインを確認しましょうということです。

    私にきたなりすましメールのヘッダーは以下の通り。

    ヘッダー部分がいつもオープンに表示されていれば、なりすましもしにくくなるだろうになあと思ったりしましたが、情報量が多すぎて表示が難しいのでしょうか。分からないけど。。。。

    私が知らなかっただけで、ドメインの偽装なんて当たり前に行われていて、こういうなりすましメールは、だいぶ以前から出回っているようです。

    日本データ通信協会の「迷惑メール相談センター」⇒要注意メールサイトには、注意すべき迷惑メールに関する情報が随時掲載されています。
    おかしなメールがきたら、このサイトで確認してみるのもいいと思います。
    文章を眺めるだけでも結構面白いです。

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