「京都大学原子炉実験所 小出裕章氏に聞く」※ustreamの動画はhttp://www.ustream.tv/recorded/13897618をご覧ください。(サイズが大き過ぎるのか、ページが開きにくくなるので、ここに掲載する事は諦めました…。)
4月12日に福島第1原子力発電所の事故は、深刻度を示す国際基準で最悪の「レベル7」に引き上げられました。
それを受けて「ええっつ!そんなに酷いことになっているの?」なんて驚くような人は、まあ、いなかったのではないでしょうか。もうすでに取り返しのつかない状況になっていることは、誰の目にも明らかだと思います。
状況が悪化するほどに、これ以上煽るようなことを言ってパニックを起こしてはいけない、という働きかけでもあるのか、テレビで「セシウムは筋肉に集まりやすく、筋肉はがんにならないので心配することはない」などと言い出す専門家(?)も現れて、そのことに私は驚きました。
パニックにならないためには、そんなお気楽な気休めは要らないから、ごまかしのない情報が欲しいと思います。これから日本国民が(日本以外の国々も)背負っていかなければいけないリスクを知っておきたい。
それにしても、放射性物質が桜島の灰のように目に見えるものだったら、まだ救われるんだけどと思いますね。目に見えないものは、無いことにしたいのが人情というものだから。
「Peace Philosophy Centre 」の4月13日の記事≪「原発必要神話」を打ち崩す—「真夏の3日、午後の数時間」のためだけに原発という危険をかかえるのは馬鹿げている≫は必見です。
原発なしでやっていける、と気休めでない希望を持てます。