RSSフィードから更新タイトルと日付を取得して更新情報を表示する

htmlページなどに、ブログの更新情報を表示する方法をメモしておきます。

当サイトでは、トップページ(htm)に、ブログやギャラリーの新規投稿記事のタイトルと日付が自動更新されるように設定しています(下図の赤線枠部分)。
これはGoogleの提供するGoogle AJAX Feed APIを利用して、RSSフィードを読み込むというものです。

toppage

私が表示したい更新情報のスタイルは、

日付 ..記事のタイトル

とシンプルなものですが、取得したいRSSフィードは6個。数が多いので、スクリプトコードはhtmに直接記述せず、外部ファイルとして読み込むことにしました。

私なりの手順は以下の通り。

  1. Feedを取得するコードを記述したJavaScriptファイルを6個作成し、一つのフォルダに入れる。
  2. 更新情報を表示したいhtmlページの<head>~</head>にGoogle AJAX Feed APIと6個のjsファイルを読み込むコードを記述する。
  3. 更新情報を表示したいページの<body>~</body>にFeedのIDを記述。
  4. cssでレイアウトを整える。

1.JavaScriptファイルのコード


// Feed1のコード
google.load("feeds", "1");

function initialize() {
var feed = new google.feeds.Feed("表示させるRSSフィードのURL");
feed.setNumEntries(表示させたい件数);
feed.load(function(result) {
if (!result.error) {
var container = document.getElementById("feed1");
for (var i = 0; i &amp;lt; result.feed.entries.length; i++) {
var entry = result.feed.entries[i];
var dd = new Date(entry.publishedDate); // now
var yearNum = dd.getYear();
if (yearNum &amp;lt; 2000) yearNum += 1900;
var m = dd.getMonth() + 1;
if (m &amp;lt; 10) {m = "0" + m;}
var d = dd.getDate();
if (d &amp;lt; 10) {d = "0" + d;}
var date = yearNum + "." + m + "." + d + " ";
container.innerHTML += "&amp;lt;li&amp;gt;&amp;lt;span&amp;gt;" + date +" &amp;lt;/span&amp;gt;" +"...&amp;lt;a href='" + entry.link + "' target='_blank'&amp;gt;" + entry.title + "&amp;lt;/a&amp;gt;&amp;lt;/li&amp;gt;";
}
}
});
}
google.setOnLoadCallback(initialize);

上記のコードの「表示させるRSSフィードのURL」とfeedのIDナンバー部分を2,3,4・・・と書き換えて、6個のJavaScriptファイルを作成。

    IDナンバーは、ここを書き換える。↓
google.load(“feeds”, “2“);
var container = document.getElementById(“feed2“);

それぞれfeed1.js、feed2.js・・・と名前を付けてフォルダに保存する。フォルダ名はjsとした。

2.<head>~</head>

&amp;lt;script type="text/javascript" src="http://www.google.com/jsapi"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;
&amp;lt;script type="text/javascript" src="feed1.jsまでのパス"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;
&amp;lt;script type="text/javascript" src="feed2.jsまでのパス"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;
&amp;lt;script type="text/javascript" src="feed3.jsまでのパス"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;
&amp;lt;script type="text/javascript" src="feed4.jsまでのパス"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;
&amp;lt;script type="text/javascript" src="feed5.jsまでのパス"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;
&amp;lt;script type="text/javascript" src="feed6.jsまでのパス"&amp;gt;&amp;lt;/script&amp;gt;

htmの<head>部分に、外部ファイルを読み込むコードを記述します。

3.<body>~</body>

<body>部分の更新情報を表示したい箇所にFeedのIDを記述します。

&amp;lt;ul id="feed1"&amp;gt;&amp;lt;/ul&amp;gt;
&amp;lt;ul id="feed2"&amp;gt;&amp;lt;/ul&amp;gt;
・・・・以下略

4.cssでレイアウトを整える。

必要に応じて、cssでレイアウトを整えます。

 下記のサイトを参照させていただきました。

参照したサイト:「サイトに外部ブログのRSSを表示する方法と、記事タイトルが長すぎる場合に省略表示する方法メモ。」(http://webimemo.com/web/3873

日付やタイトルだけでなく、 記事内容や概要、画像なども表示したい場合は下記サイトを参考にされるといいと思います。

ブログのRSSを読み込んで新着記事を表示!Google AJAX APIを使ってみました」(http://kana-lier.com/javascript/google_ajax_rssfeed/

「暴露」スノーデンが私に託したファイル/グレン・グリーンウォルド

2014-06-29-17.23CIA(アメリカ合衆国中央情報局)やNSA(アメリカ国家安全保障局)の局員として、アメリカ政府による情報収集活動に関わっていたエドワード・ジョセフ・スノーデンが、NSAによる個人情報収集の手口を告発したのは、昨年、2013年6月のことでした。

あれから1年。
先月、スノーデンの告発に関するノンフィクションが2冊、同時に出版され書店に平積みされていました。
一つはジャーナリスト、グレン・グリーンウォルドによる本書「『暴露』スノーデンが私に託したファイル」(新潮社)。
方やイギリスの大手新聞『ガーディアン』の海外特派員による「スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実」(日経BP社)。

どちらを買うか悩んだ末『暴露』を選んだ理由は、本書の方が機密文書を多数収録しているから。知りたい。文書の中身を!でも、『暴露』ってタイトルはちょっといただけない。
このタイトルは日本向けなのか、原題は『No Place to Hide』-隠れる場所はどこにもない-というものです。本書を読むと、原題の持つ意味は深い。

本書は5章仕立てになっています。
第1章「接触」、第2章「香港での十日間」では、著者グレン・グリーンウォルドが香港に身を潜めるスノーデンと密会し機密文書を受け取り、それを公開していく顛末をスリリングに書いています。まるでスパイ映画を観ているような感覚で読んでしまいますが、しかしこれはフィクションではなく、当事者が語る命がけの現実。

第3章「すべてを収集する」、第4章「監視の害悪」には、多数の機密文書が掲載されています。それらの機密文書を読み解き、具体的にどのようにして、NSAが大量情報収集を実行してきたか、目的は何か、それに対する国内外の反応や、監視社会が人々に与える害悪などについて述べています。

第5章「第四権力の堕落」では、グレン・グリーンウォルドは、「立法」「行政」「司法」に続いて第四権力と言われる「報道機関」、ジャーナリズムのあるべき姿勢について論じています。

スノーデンが暴露した機密文書の、中でも衝撃的だったのは、インターネット監視プログラム「PRISM(プリズム)」の存在が立証されたことです。
「PRISM」は、世界の人々のあいだで交わされる電子通信をすべて収集・保管・監視・分析できるようにするシステムだといいます。
このシステムにはインターネット企業や電話会社の協力が不可欠であり、企業はNSAに顧客情報へ無制限のアクセスを許可しているのです。
マイクロソフトの「So.cl」(ソーシャル)、Google、ヤフー、Facebook、アップル、AOL、Skype、YouTube、PalTalk(チャットソフト)など、ウェブサービスを通してユーザーの電子メールや文書、写真、利用記録などの情報を、政府からの要求のままに提供してきたという。

マイクロソフトは”あなたのプライバシーは私たちの最優先事項”というスローガンを掲げる一方で、同時に暗号化システムを回避する方法をNSAと共に構築したりしている。
「国外に輸出されるルーター、サーバー、その他のネットワーク機器を定期的に受領、押収して、それらの機器にバックドア監視ツールを埋め込んだうえで再び梱包し、未開封であることを示すシールを貼って、何事もなかったかのように出荷する。NSAはこうして世界中の全ネットワークと全ユーザーに対するアクセス手段を得ていた」などといった企業の協力体制は、ユーザーへの裏切り行為に他なりません。
そんな中で、「ツイッターは(政府からの)要求を拒んだ」というエピソードには、わずかに心救われる思いがしました。

アメリカ政府は、「PRISM」で電子通信を収集するほか、世界中の光ファイバー網に直接侵入したり、アメリカ国内のシステムを通過する情報(※国際間のインターネット通信はだいたいアメリカのシステムを通過する)をNSAのデータベースに転送したり、他国の諜報機関と協力して情報を得たりして、膨大な量の情報を傍受、収集していました。いったいそれは何のために?

最初の名目は、テロ防止のため、だったはずですが、この監視プログラムによって未然に阻止できたテロ事件は1件もない、という事実にも驚かされます。
2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件においても阻止するどころか、何かを検知することすらできなかった。
「あらゆる人間の通信に関するあらゆる記録を収集することは、本物のテロリストが企てている本物の計画を目立たなくさせるだけだ」と分析する科学者もいます。
データ量が膨大になり過ぎて、データを効率的に分類することさえままならなくなっている、のだといいます。
情報の大量収集は、テロ対策には何の成果もあげていない。
それどころか、NSAが、通常のインターネット取引や電子記録の暗号手段を無効化することは、クラッカーや敵対勢力の侵入に対してもインターネットのセキュリティを脆弱にしてしまうことである、という指摘もあります。これは、世界一般のインターネットユーザーを危険にさらしていることでもあるのです。

もはやNSAはコンピュータオタクのハッカー集団。
「世界中全ての情報を収集する」を目標に掲げ、偏執狂的にシステムの開発、構築を繰り返し、国内外のテロとは無関係な人々の日常を監視してきた様子が、暴露されたファイルには得意気に記録されています。
また、アメリカ政府は、監視システムによって収集した情報を、テロ防止ではなく、主に国内外に対する経済活動や、政府を批判する人物のプライバシー監視に利用していたことも明らかです。

NSAの情報収集・傍受行為の具体的な手段は?
NSAと情報を共有しあう、ファイブ・アイズ同盟国とは?
スノーデンの内部告発は国益に反する行為か?
内部告発者はどのような社会的攻撃を受けるか?ウィキリークスのジュリアン・アサンジの場合は?
監視され続けることでプライバシーを無くした人々は、どのような心理状態になっていくのか?
監視社会から隠れる方法は?
などなど、本書の読みどころはたくさんあります。
何といっても大事なのは、ジャーナリズムの本来の使命とは何か?ということです。
これは、ジャーナリストだけでなく、情報を受け取るだけの一般人である私たちにとっても、考えなければならないことだと思います。
スノーデンの内部告発から見えてくるアメリカ政府の、権力の濫用、行使、それに加担するジャーナリズムの姿は、日本の現状-アメリカに監視されながら追随している日本の現政権の暴走っぷり-を考えれば、決して他人事ではないと思います。

スノーデンは内部告発するにあたって、自分の正体を明らかにしました。
国家機密を暴露すれば、テロリストという汚名を着せられ逮捕され、グアンタナモ湾収容キャンプに収監され拷問され・・・となってしまう危険性を十分承知していながら。
しかし、自ら名乗り出て、自らの行動に対する責任を取り、隠れることも追われることも断固拒否することによって、彼は身の安全を得ることができました。
内部告発に踏み切ったスノーデンの信念は、次のようなメッセージに込められています。

「マスメディアの自由闊達な精神の保持とインターネットの自由のために戦ってください。私は政府の最も暗い一角で働いてきました。彼らが恐れるのは光です。」

「フェルマーの最終定理」/サイモン・シン

+y=z は、nが2よりも大きい場合、整数解は存在しない。

『フェルマーの最終定理』と呼ばれるこの定理は、フランス人、ピエール・ド・フェルマーによって17世紀に発見され、彼の死後、多くの人々がこの定理の証明に挑戦してきました。
そして、3世紀の時を経た1993年6月、ついに一人の数学者が定理の証明に成功した!と発表しました。しかし、わずか数か月後に、証明には根本的な欠陥があることが明らかになりました。

KIMG0013本書『フェルマーの最終定理』(新潮文庫/2006年発行)は、その数学者アンドリュー・ワイルズの苦闘の物語であり、同時に”数”の魅力に憑りつかれた人々の壮絶な歴史の記録です。
著者のサイモン・シンの筆致は軽快で分かりやすく、「数学界の偉大な英雄たちを一人残らず巻き込んで展開する、勇気、不正、ずるさ、そして悲しみに彩られた魅力あふれる冒険物語」である、と言う通り、読み始めたら止まらない面白さです。
『フェルマーの最終定理』を解こうなんて一度も考えたことのない私でも、いやむしろ無知な私だからこそか、未知なる数論の世界に惹きこまれてしまいました。

正直に言えば、私は、『フェルマーの最終定理』というのがあるらしい、という程度の知識しかなく、それどころか、中学生の頃習ったはずの「『ピュタゴラスの定理』を言ってみろ」と言われても今はもう言えない。それとは無関係の人生を何十年も生きてきたのですから。

直角三角形の斜辺の二乗は、他の二辺の二乗の和に等しい。

方程式として表すと、x2+y2=z2 となる。

『フェルマーの最終定理』とは、この『ピュタゴラスの定理』を基礎として生まれたということです。そこで、本書はまず、ピュタゴラスが命をかけて”数”の真理を追い求めた紀元前六世紀から、物語が始まります。

その後、話は17世紀に飛んで現代にいたるまで、フェルマーや、数学にかかわったプロやアマチュアの天才たちが残した業績や、フェルマーの残した定理を証明しようとした人々の悪戦苦闘ぶり。
そんな彼らを魅了してやまない”数”にまつわる、自然界のミステリーの数々。
あるいは、他の分野と同様、女性研究者の歴史は偏見と差別との戦いだったというような話。
そして数学が戦争に利用されるようになり、コンピュータが発明され、戦後、証明へ大きな道筋をつけることとなった、二人の日本人数学者が登場する。
そうした多彩で興味深いエピソードを織り交ぜながら、アンドリュー・ワイルズへと繋がっていきます。

が、「谷山=志村予想を、セルマー群の計算に還元し・・・楕円方程式とモジュラー形式の根本的な関係を維持するには・・・」といった証明へのアプローチに話が及ぶと、もう私には何のことだかさっぱり理解できません。

こんな訳の分からない言葉を操る人たちの物語なのに。
『フェルマーの最終定理』を知らなくても、私はこれからも支障なく生きていけるけど。
情熱をもって取り組むことのできる『定理』を心に抱いている彼らが羨ましくもあり、真理を求め、無限のかなたを目指して歩みつづける、天才たちの姿に心打たれます。

WordPressをローカル環境で動かすWordPress Portable

WordPress Portable(ワードプレスポータブル)というのがあるそうです。
XAMPPと同じように、WordPressをローカル環境で動かすことができる、WordPress専用のアプリケーションです。
WordPressのカスタマイズには、レンタルサーバーにアップする前に、ローカル(自分のPC内)でテストできる環境がある方が、断然便利で安全です。
WordPress PortableはXAMPPより設置が簡単、データベースの設定も不要だそうです。
ただし、マックには対応していないらしい。

001私もどんなものなのか試してみたかったのですが、 既にXAMPPを導入している場合、まずXAMPPをアンインストールしなければならないようなので、WordPress Portableの設置は諦めました。
WordPressユーザーで、まだローカル環境の構築をしてない方は、 試す価値があると思いますので、紹介してみました。
興味のある方は、下記サイト等を参考にしてみてください。

「城ヶ崎悟展」「架爾美智也個展」二つの個展のご案内

ああるさんより二つの個展の案内状をいただきましたので、ご紹介します。

「城ヶ崎悟展」 -白い刻-

5月24日(土)~6月8日(日)

10:00~19:00 会期中無休
オープニングパーティー/5月24日(土)16時~
会場:みぞえ画廊 (MIZOE ART GALLERY
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みぞえ画廊   (mizoe-gallery.com)   福岡市中央区地行浜1-2-5     TEL:092-738-5655

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「架爾 美智也個展」
重ねられる時間と空の誘い

5月25日(日)~6月8日(日)

11:00~17:30 (会期中月曜日休み)
初日15時より茶話会&ギャラリートーク
会場:Art Space道
鹿児島市郡山町4208
TEL:099-298-4255

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